息子の通う幼稚園はオープンな雰囲気で、先生たちは、
子供の名前はもちろん、保護者の名前までちゃんと憶えてくれています。
顔を合わせると、
「Hallo, Frau Piel! (こんにちはピールさん!)」と、
名前と一緒に挨拶してくれます。
私のほうが、まだ先生たちの名前を覚えきれていないので、
頑張って覚えようと思います。
さて、幼稚園生活が始まって1カ月半。
これから園生活が益々楽しくなっていくな~と思っていたところ、
突然、一人の先生が他の幼稚園へ移ると発表されました。
多くの保護者が動揺しました。
私も、思わず泣いてしまいました。
その先生は息子の担任ではありませんが、息子にも私にも、
惜しみない愛情をかけてくれて、心からの大きなハグをしてくれる人なのです。
私達だけでなく、すべての園児と保護者に、それから仕事すべてに
大きな愛情をもって接している先生。
優しいだけでなく、保護者が子供に対して無責任な行動を取った時は、
当の保護者に対して本気で叱ります。
凛とした素晴らしい先生であり、愛情の泉のような人なので、
いつも私は感心させられ、感動と感激の日々でした。
実は、息子の幼稚園を決めるとき、何件かの幼稚園を見学して決定しました。
この幼稚園にした理由の一つが、この先生がいたからです。
見学の時、初めて先生に会った時から、
「あ、この先生のいる幼稚園なら、絶対にいい!」と思ったのです。
どちらかと言えば声は小さく、線の細い感じで、目立つタイプの人では
ないのですが、子供や私達保護者へ向ける 先生の深い眼差しに、
私は心を動かされてしまったのです。
そして昨日、突然、お別れすることを聞いて、本当に悲しい私。
お別れが迫っていることを思うたびに、涙が出ます。
あと一週間でお別れなので、それまでに、この悲しい気持ちを
日々じっくり味わおうと思っています。
悲しい気持ちの奥には、大きな感謝の気持ちがあるので、
今は、泣きたいだけ泣く時期なんだなと、泣く許可を自分に出しています。
きっと、先生とのお別れを通して、私の中にある色んな思いが
掘り起こされているのだと思います。
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