今日は、物置になっていた部屋を片付けました!
その部屋は、かれこれ3か月近く、ずーっと手がつけられないまま、
時間が過ぎていました。
忙しいことを理由にして、やらなかったのですが、ずーっと気になっていました。
気になっていても、できませんでした。
それは、「やらされている感」があったから!
人から、清潔感があって片付けが上手だと言われたりしたので、
自分でも、そうなんだろうと思っていました。
しかし、「上手」だからといって、「好き」という訳ではないこと。
「できる」としても、「やりたくない」というのが本音だったようです。
器用なところのある私は、ちょっと工夫すると出来てしまうことがあって、
それで自分の存在価値を確かめていたところがあります。
でも、小さいころから、本当はやりたくないことを、半強制的に
やってきたことが多かったので、もう、「~べき」に嫌気がさしてもいます。
何をするにも「~べき」で行動していると、やる気が起きなくなってくるのは
当然ですね。
今回の 部屋の片づけは、3カ月近く、やる気が起きないままでした。
実は、本来の私は それほど「几帳面でまめ」ではないらしい
というのが分かってきたのですが、
今まで何十年も、「ちゃんと片付けてきた私」は何だったんだろう?
と、戸惑いもします。
「ちゃんとできない私は 価値がない」という思い込みが、強くあります。
自分の価値がなくなってしまっては大変なので、お尻を叩いて、
少しでも自分の価値を上げるために、頑張ってきたのだと思います。
でも、等身大の私は、一部屋の片付けもできない程度の、
ダレたヤツなのでした。
そりゃ気分は良くないですけどね。
部屋は片付いていないし、自分はダレているなんて認めるのは。
でも、現実を認めて、もう開き直ってしまうしかないですね。
今日、なぜ急に片付ける気分になったのかは、自分でも分かりません。
でも、散らかった部屋で一人、「全部やらなくてもいいから」と思いつつ
始めたら、結局、最後まで片付けられました。
「片付けなければ」というプレッシャーが強すぎたり、
「やり始めたら、必ず最後まで!」という完璧主義が出てくると、
始める前から気分が萎えてしまいます。
今日は、そんなプレッシャーと完璧主義を、ちょっと横に置いておいて、
片づけ物を一つ一つ手に取りながら、色んな思いを味わいながら、
ゆっくり、淡々とやりました。
おかげで、物置部屋だったのが、「新居?」というくらい、明るい部屋になりました。
掃除機はかけていませんけどね。f(^-^;)
ちなみに、片付けにかかった時間は3時間くらい。
3時間のために、3か月も費やしたとは……色んな意味で、感無量です。
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