夕べ、可愛がっていたペットのデグーが死んでしまった。
突然の出来事。
あっという間の出来事でした。
不正咬合で、動物病院には、歯切りに毎月通い、餌も特注、柔らかくお湯で潰さないと食べられないという手のかかる介護ネズミ。
痩せていても、とても元気だったのに、実は、元気じゃなかったのね。
このところ、めっきり食べられなくなり、注射器で、えさをドロどろにしないと食べられなかった。
それも、口にするのは、本当に少量。そして、食べるのにすごく時間がかかる。
体重が減り、ウンチも小さくなっているのが気になりながら、元気なので、忙しさもあり、放置してしまった。
最近は、娘より、私が面倒を見てあげ、可愛がっていただけに、悔やまれる。
夜8時頃に二匹で、小屋から出てきて、コナちゃん!と呼ぶと私の方に来るコナちゃん。
でも、ヨタついていつもと違い、様子がおかしい。
抱き上げると、身体が冷たい。
えーうそ!
朝も元気で餌もたくさん食べたのに。
慌ててヒーターのまえであたためてあげたが、ぐったり目もうつろ。
栄養不足とこの寒さ(ヒーターは、小屋についているのに)で一気に弱ってしまったのかもしれない。
息は、しているが、たまに痙攣、動き回ろうとする。
前にも春に、低体温で、ぐったりし、ヘルスペットに娘が連れて行き、命を吹き返したコナミ。
今度は、ダメそうな予感がしたが、病院に連れて行くことにした。
夜9時以降の時間外診療。
私の手の中で、ゆたんぽをくっつけて。
病院の駐車場に着くと、コナちゃん、ピーピー鳴き出した。
そして、待合室で待たされている間に、私の手のひらで、息を引き取りました。
春に、一度は、これで、ダメだと言われた子。
夏まで持つか心配だったけど、何とか乗り切り、最近は、痩せているけど、元気で、はげていた顔の毛も綺麗に生えそろってきていたのに。
もう少し、生きて欲しかった。
もう少し何とかしてあげたかった。
とても悲しい気持ちです。
生まれてから、四年と約半年。
うちに来てから四年と1ヶ月。
短かったけど、頑張って生きたよね、コナちゃん。
今日は、娘とコナを埋葬してきました。とある場所の大きなヤシャブシの木の下に。
コナちゃん、安らかに眠ってね。
そして、今までありがとう…。
左がコナミ、右がムスカ。
この頃は、まだまん丸。
背中がハゲている方がコナ。
性格は、穏やかで優しい子でした。
群れで過ごすデグーというアンデスのネズミ。
残されたムスカ、わかるのか、妙におとなしい。
一匹になってしまって、かわいそうだけど…ムスカには、コナミの分も長生きして欲しいな…。