「キングコング (1976年)」の次に見た映画、ヒッチコックもの2本立て。ミラノ座なれど封切映画だった様な気がする。TVではヒッチコック物はそこそこ観てたが劇場で観たのはこれが最初だった様だ。二本ともモノクロで、「バルカン超特急」は1938年制作、「海外特派員」は1940年制作なれど日本公開は1976年だった。TVの番組で紹介されてて、諸事情で公開が遅れたなんちゃら。

 監督はアルフレッド・ヒッチコック。結構好きなので、後年DVDBOXとかも買って見たがリバイバルでミラノ座で色々見れたもんだ。「バルカン超特急」は先日読んだロバート・アーサー(この人TV番組のヒッチコック劇場の脚本も結構書いてたらしいのでさもありなん(´・ω・`))なのりの列車から老婦人が消失するサスペンスでめっちゃ面白かった。後年格安DVDで見付けて買って再視聴したがかつて程面白く無かったのはなんで?

 主人公は富豪の娘アイリス・ヘンダーソン: マーガレット・ロックウッドが東ヨーロッパからロンドンへ帰る列車の中で向かいに座ったミス・フロイ:メイ・ウィッティ親交を得るが眠ってしまい、目が覚めたら老婦人が居なくなってた。周りに聞いても最初からそんな老婦人は居なかったと言い列車を探し回るアイリスだった。客の一人ギルバート: マイケル・レッドグレイヴが親身に協力してくれるが・・・巻き込まれ型のスパイスリラーだった。(*^▽^*)。

 「海外特派員」は後日、I.W.HARPERのおまけでDVDが着いて来て持ってるが未開封(*^▽^*)。

新聞記者のジョン・ジョーンズ: ジョエル・マクリーが外交官の衆人環境での暗殺に遭遇し・・・って展開。殆ど忘れてしまったのだが暗殺がカメラ型銃だったのを覚えている。今度といわずこれから視聴しよう(´・ω・`)。うん。では、

 

PS:観た~再見(´・ω・`)。忘れてるもんだぁ~暗殺シーンと風車小屋のシーンが薄っすらと記憶にあっただけ。

第二次世界大戦直前のアメリカの新聞社、事務的な海外特派員からのニュースに業を煮やした新聞社のパワーズ社長: ハリー・ダヴェンポートは、取材中に警官を殴った気骨がありそうな若手のジョン・ジョーンズ: ジョエル・マクリーを抜擢して欧州に派遣する。平和主義者で戦争防止のキーマン、ヴァン・メア: アルバート・バッサーマンへの取材を命じる。その食事会でジョンはキャロル・フィッシャー: ラレイン・デイに一目惚れ。キャロルの父はヴァンの親友で平和活動の政治家の娘だった。講演会で張り込んでたジョンは目の前でヴァン暗殺を目撃、報道カメラマンに扮した暗殺者を追撃しオランダの風車群の一つの小屋を怪しんで偵察すると逃走車と暗殺者を発見。更に二階には殺されたはずのヴァンが囚われていたが、警察を引き連れて戻るともぬけの殻だった・・・。ジョンとキャロルのラブ浪漫を横糸にヴァン偽装暗殺と誘拐の謎に第二次世界大戦引き金が絡んで来た事件に発展。オランダ~ロンドンと舞台が移動し、知り過ぎた男としてジョンが狙われ、まさかの黒幕とサスペンスが続く。後半は開戦となってしまったロンドン~アメリカ間の旅客機がドイツ軍に誤砲撃され墜落からの洋上脱出となかなかなスペクタクルだ。なのに全然記憶に無いとは(*^▽^*)~いやぁ~ボケたなぁ~うん。面白かった( `ー´)ノ。