【楽曲聴き比べ#1】toe

今日は楽曲を聴き比べてと題して

二つの曲の共通点を見つけてあーだこーだと

語ってお酒の肴にする記事です。

これから少しずつシリーズ化していけばいいなと思ってます。

決して「これはパクってる、ひどい！」とか

そういった目線ではありませんし、後者の作品を批判する気はさらさらありません。

音楽はゼロから生まれません。

音楽を創造する人のルーツを知ることで、

そのアーティストの新たな側面を発見し、

よりアーティストの魅力が増すものと思っています。

タモリ倶楽部の空耳アワー的な感じでひっそり、にやにや音で楽しんでいきたい。

そんなスタンスです。

記念すべき第一回はこちら

アーティスト toe

アルバム『Hear You』

楽曲名『Song Silly feat. Olivia Burrell』

2015年リリース

※著作権とかよくわからないので安全をとって手作り絵ですw

アーティスト Fugazi

アルバム『Instrument Soundtrack』

楽曲名『I’m so tired』

1999年リリース

【共通点】

・ボーカル以外のメロディ構成が基本ピアノ一本

　toeは途中からバランスよくいろんな音が入ります。

　ギターの単音を複数散らばらせ、パーカッション的な使い方。ドラムも少しトリッキーに2,4からバスドラムとスネアを外して、曲の不安定感を増させています。この辺りはtoeらしさが存分に出てると思います。

・曲の印象がどちらもダーク気味

　タイトルI'm so tired だし。

　専門的にはマイナー調と言えば良いでしょうか。

・1,5,6のフレーズ

　fugazi の　開始0:14の[I can’t be reached]のあたり、Bb -> D -> Eb と不安定な半音の組み合わせで上がってきます。

　toeはこの印象的なフレーズに惚れたんでしょうか。

　キーは少し異なりますが、サンプリング使いしてエンドレスに繰り返してますね。

とまぁざっくりこんなところでしょうか。

あくまで個人の独断と偏見による予想です。

ご本人に確認を取ってませんし、連絡なんて取れるはずがありません。

toeもfugaziもジャンルわけをするならば

いわゆるエモ系？ポストロック系？と言うんでしょうかね。

きっとtoeのメンバーさん達は

当然私なんかよりずーーーーーっと、

ずーーーーっと深くfugaziを聴き込んでいたことでしょう。

兎にも角にも

サンプリングの仕方、アレンジの仕方、

見事に自分たちの曲を一曲として完成させているところがあっぱれ素晴らしいですね。

ぜひ２つの曲を聞き比べて見てください。

もしかしたらまだ色々発見があるかもしれません。

では、今日はここまでにします。

【楽曲聴き比べ#1】toe fugazi

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