自ら命を弄んでから数ヶ月・・・・
最悪の状態から抜けたい・・・・
いや、抜けて見せる・・・・
しかし、甘くはない・・・・
病院で俺は、倒れた。不幸中の幸いとはこの事だ。
診察室から出たとたん、目眩に襲われた。
『御家族の方は・・・』という、看護師さんに『いません』と答え、ベットに寝かされ点滴を打つ。
安定剤を打たてると、30分もしないうちに眠りについた。
何時間かすると、目が覚め、『過去にもこういう事は?』と言われたので、『何度か』と答えた。
『そうですか。一人でお住まいですよね。今日は念のため入院してくだい』と言われた。
『はい、わかりました。』と答えた。
やはり、一筋縄ではいかないなと思った。
治ったと思えば、また、何かが起きる。
そうなんだよ、これをなんとかしないと・・・・
これは俺のことなんだから・・・
だから、自らこうしたんだ・・・
病院で一夜を過ごし、家に帰った。
毎日、毎日こうしていなくてはならない。
このストレスが、また、新たなストレスを生む。
俺はふっと、前回の事を思い出した。
つぐみが俺にしてくれたことを順番に考えて行った。
そうか・・・・
そうだよ・・・
俺は治す方法を知っている。
今回の俺は前回より病気は重くないと思っていた。
これで、抜け切れなきゃ一生抜け切れない・・・
俺の中で何かが変わった。
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