俺は黙ってコーヒーを飲んでいた。


ママやザリさんはヒロミと話している。


飲みな、飲みな、『みんな飲みなよ!今日はHIROTOの奢りだから~』とママが勝手にいっている



金で解決するならいいけど、そうでもない状況だ。やはり、金で買えないものはある。



そんなことを考えていた。



かなりの時間が経ち、酒も相当入っている。俺以外は・・・・



するとヒロミが、『発表します。私はHIROTOが好きです!』と、突然言いだした。


なっ!なっ!なにーーー!


ママが、『何でこんな奴の事が好きなんだい?』と言う。


『全部が好きだし、いろんな人に愛されてるから。』


『そうなんだ。新潟でもそうなの?』


『そうでーす。』



そういえば、こいつと酒を飲んだことはない。多分・・・コイツ、酒癖悪いんだ。

東京では、舐める程度だったが・・・かなり飲んでいる。



『HIROTOはいいねぇ。みんなに好きって言われて・・・』


『違うよ。勘違いだよ。こいつは知らないだけ、ホントの俺を・・・』


俺は事情を話した。会長の事は周りに客がいたので言わなかったが・・・・



『大変だったねぇ』


『はい。ビックリです。』と、ヒロミが言っている。

完全に出来上がってる。。。。



すると、まもなくして、『終電だよー!』というママの声と共にみんな帰って行った。


『女、泣かせが!』、『またね』などと言いながら・・・・みんな、あったかい人だ。



そうしているうちに、ヒロミは寝ていた。というより、潰れていた。



ママは片づけをし、『今日は閉めるよ』と言う。

『二回戦あんだろ。俺らが帰るからいいよ』というが、外の電気を消した。




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