ヒロミを連れていけるはずがない・・・
俺はどうしようか、悩んでいた。
ここには来るなとも言えないし・・・・
こんなことで、悩むとは思わなかった・・・
つぐみ・・・・
つぐみ・・・・
つぐみ・・・・
ここでは、それしか浮かんでこない。
出会い、楽しみ、苦しみ、全てのスタートはここから・・・・
今迄の、自分からは、外せない場所・・・・・
誰にも、触らせたくない場所・・・
『ヒロミ・・・2時間くらいその辺にいてくれないか。。。』
『イヤだよ。怖いよ。』
『大丈夫だよ。怖くないって』
『絶対、イヤだよ。』
『我儘言うなよ』
『何で一緒にいっちゃダメなの?』
『ここは・・ここだけはダメなんだ・・・わかってくれよ・・・』
『どこにいればいいか分かんないよ。』
『そこにファミレ・・・』あそこにも、思い出が・・・
あそこにも・・・・
ここにも・・・・・
俺は携帯を取り出し『Synomilia』に電話を入れた。
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