早く、迅速に・・・・
これはどの世界でも一緒だ・・・
問題は早く解決すればするほど、大きくならない・・・
相手のケツ持ちがきた。
なんだ、ガキかという目で見ている。
『お前か・・・』と聞いてくる。
『やめましょうよ。お前とか。俺は喧嘩しに田舎から出てきた訳じゃないですよ。』と言う。
『田舎からじゃないだろ。俺も忙しいから早く話を付けよう。』というと、ヒロミの友達が
『いきがってんじゃねぇよ。ビビッてるくせに』と、俺に罵声を浴びせた。
俺は、立ち上がり、『おい、お前、ホントの世界みせてやるから黙ってろ。人をおもちゃにするのもいい加減にしろよ。』と、髪を掴みフロアーに放り投げた。
ヒロミは『やめてよ。ひどいよ。』というが、
『そいつはお前が思ってるような奴じゃないよ』といい、席に戻った。
『俺は横浜の人間です。ある事情で新潟にいます。今回、女が嵌められそうな気がしたんでついてきました。』
俺は、冷静に丁寧に話をした。こいつが怖いとかそういう問題ではなく、この人の世界も世の物だと思っているからだ。
『横浜か・・・』
『やり過ぎです。そこの女は・・・友達を2回も嵌めようとしたんです』
『そうか。でも、俺もここのケツ持ってるんだ。カッコつかないからな。』この世界の人間は、舐められたな生きてはいけない。そんなことわかっている。
『そうですよね。わかってます。』といい、俺はポケットに手を入れた。
つづく
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俺はいう事に決めた。。。
これが、何だかんだ言っても、コイツはこの町でたった一人の知りだからだ。
『友達は大丈夫だ・・・』
『HIROTOが、なんとかしてくれたの?』
『いや、そうじゃない。』
『じゃあ、なんで?』
『初めから出来上がっていた話なんだよ。』
『どういうこと。』
『お前は、その友達に嵌められたって事・・・』
『ウソだ。その間、帰ってきた時とは、全然、違って優しくて・・』
『そうだろうな。』
『うそだよ。。。』
『本当だよ。』
『そんな、そんな、私、裏切られたの?』
『そうだ。俺の生まれた街でもよくある事だ。』
『えっ!』
今迄、自分の事を話さなかった俺が、そういうとビックリしている。
『そういうことだ。今度、行くときは、はとバスにでも乗って行って来いよ。』
そういうと、コーヒーを飲むためのお湯を沸かしに行った・・・・
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