昨日の横浜への事で、疲れていた俺は、朝の廊下往復が終わり、直ぐにベットに入り寝てしまった。
つぐみに『お風呂』と言われたが、限界だった。
『汚いなぁ~』と、つぐみは言う。
それでも、無理だった。
ふざけた、つぐみは『ご褒美あげるから入ろうか?』と、耳元でいうが、俺は反応しない。
やはり、適度に動かなければいけないと痛感した。
つぐみは、ニヤニヤしている。
そんなことは、聞き流し、俺は眠りについた。
季節が変わり始めていた。
ここへきて半年近くになる。
つぐみは、『こんなお金、怖いよ』と、あれ以来、何度も言う。
俺は、銀行から300万を取りあえず下ろしてきた。
下ろしてきたのはいいが、後から、なんて渡せばいいかを考えていない事に気付いた。
仕事もしてないし、預金からと言っても信じないだろうし・・・
どうしたものだろう・・・・
考えても仕方ないので、成り行きにまけせる事にした。
そして、何日かして、いつものように二人がやってきた。
つづく
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