あの金はある。。。
でも、あれを見たら間違いなく普通だと思わない。
でも、置き場所は、俺のタンスの中だ。。。
母の心配を少しでも軽減させてあげたいが、逆に心配事にもなりかねない。
イヤ、心配ごとになる・・・
そうするべきか?
今日の午前中は母はパートに行っていると思った。
俺は、『つぐみ!俺の家の鍵もってる?』と聞くと、あったよと返事が帰ってきた。
今日しかない。。。。
『つぐみ、クルマ運転してくれ。』
『どこ行くの?』
『家・・・』というと、
『いる物あれば、おばさんに言えばいいじゃん』と言う。
『それじゃ、ダメだから言ってんの』と言い、すぐさまクルマに乗り込んだ。
つぐみの運転の恐怖は目を閉じていれば何とかなるだろ。
そう思いながら、クルマを横浜方面に走らせた。
横浜が近づくにつれ、懐かしさがこみあげてくる。
『何取りに行くの?』と、つぐみが言う。
『くだらないものだよ』と誤魔化した。
生まれた街に、何か月ぶりに俺は帰ってきた。
生まれ育った街へ・・・・・
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