無理は禁物。。。
そうかもしれないが、この病気はいつ襲ってくるか分からない・・・
落ちたら、又、ベット行き・・・
そう思いながら、俺は休んでは歩き、休んでは歩きと繰り返していた。
すると、3人が数時間すると部屋から出てきた。
つぐみは、俺の顔を顔をタオルで拭いてくれる。
そして、一回、部屋に戻った。
すると、母が、『HIROTO、リハビリ施設のあるところへ行かない?』と聞いてきた。
『そのほうが、いいよ』と、ママが言う。
つぐみだけは、何も話さない。。。。
俺は、黙っていた。
そして、俺は何も言わず、また、廊下に行って手摺に掴まり、ゆっくりと歩く。
何時間か経った・・・すると、『HIROTO君!』と、会長だ。
車イスを持っている。後ろには何人かの部下もいる。
『会長。。。』というと、つぐみから電話が入ったらしい・・・
みんな出てきて、エントランスの椅子に座った。
『頑張ってるね。』と、会長が言い、俺は、微笑んだ。なんだか、恥ずかしかった。
『でも、ここにはリハビリ施設がないんだよ。都内の病院に行く気はないか?』と聞かれた。
俺は、黙っていた・・・
『どうだい?』と、会長が言う。
俺は、『会長・・・あれ・・・』と、指差した。
『なんだい?』
『僕はあそこに行きたいんです。浜辺に・・・ここをお借りてこれ以上のご迷惑になってしまうのであ
れば、諦めますけど・・・』
そういうと、つぐみが、この間の件から俺が廊下で歩き出したと説明している。
『そうか!あそこに自分で行きたいのか!ここは、いくらでも使え。そのかわり約束だ。あそこに必
ず、行けよ。つぐみちゃんと・・・それからでいいから2回目は俺と行ってくれ』と、会長が言った。
『ありがとう。。。会長。。。いつも、ありがとうばっかりだけど・・・』といった。
『そうだ!HIROTO君!』という、会長の言葉を遮り俺は、
『HIROTOでいいですよ。くんはやめてください。』
会長は、嬉しそうに、『わかった!HIROTO!これに乗れ。』と、車イスに俺を乗せ表に出て行った。
すると・・・・
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