俺の行動を見て、つぐみは、母とママに電話を入れたようだ。
何日かして、二人がやってきた。
朝一番で来たようだが、俺は手摺に掴まっていた。
つぐみは、毎日、俺の横で見守ってくれる。
何日か前に、俺がヨロけて転びそうになっった時、つぐみが手で支えてくれた。
俺は、『つぐみ、ありがとう。でも、こうなっても、そのままでいい』と言った。
『怪我したら、どうすんのよ!』と、いうので、
俺は、『転んだ怪我より大きな怪我をしてるから平気だよ』と言った。
病気という大きな怪我の方が・・・
それよりも、心配してくれる事に感謝しているが、何も支えがない方が恐怖があり、訓練の速さが、間
違いなく成果を生むと思っていた。無理も出来ない、でも、真剣に早くとい、自論だ。
3人は部屋に行ってくるといい、部屋に入った。
俺は、自分の出来る目標を確実にこなしていく・・・
この保養所は、俺以外、誰もいない。管理している人達以外は・・・
廊下で毎日そんなことをしていると、顔見知りも出来る。
『頑張りなよ』という、掃除のおばさん、『気を付けてください』という管理の人。
俺一人でこんな大きな場所を、何日も使っているんだから、何者だと思っているだろう。
ましては、会長もこの間、来ているし・・・
普通じゃねぇーと、思ってんだろうな・・・
でも今は・・・・・
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