あの日以来、しばらく俺は、夜中目を覚まし恐怖に襲われる時があった。
それが、やっと収まり、施設にいた時と同じような生活になった。
一回の恐怖が長引いていく。
そして、病気が後ずさりするように回復から進行と変わる。。。。
繰り返し、繰り返し・・・
円の廻りを歩き続け、又、同じ場所に戻ってくるように・・・・
何か月、俺はこんな事を続けるのだろう?
果てしないものなのか?
終わりがあるものなのか?
それすらも分からない。。。。
頭の中を開けて、何かと何かをつなぎ合わせ、それで治るなら、それを選ぶだろう。
手術の恐怖より、日々の恐怖の方が、より濃いものになっている。
これが、試練というのなら、与えすぎてはいないか?
試練というボリュームがあるのなら、戻し忘れているのではないか?
果てしない道のりの終わりは、どういう結末を迎えるのだろう。
そして、俺はまた、外を見るだけの生活に・・・・
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