夜、静けさだけが澄み渡る・・・
一人になるのは、もう、何か月ぶりだろうか・・・
つぐみは居ない・・・
安易な言葉が後悔を生む・・・・
すると、突然、恐怖心がやってくる。
俺は布団を頭から被り、震えている。
大丈夫なんかじゃない。大丈夫なんかじゃなかった・・・
つぐみ・・・
心臓の鼓動が大きさを増す。
助けて。。。助けて。。。
そう、心の中で叫び続ける・・・・
俺は、ベットから飛び出し、居ても立っても居られない恐怖に追い立てられる。
部屋を飛び出し、どこに行けばいいのかさえ分からず、廊下を走る。
裸足のまま、走り、廊下で転んでしまう。
もう、パニックになっている自分にさえ気づかない・・・
起き上がっては、転び、起き上がっては転ぶ。。。。
俺は、神経の何かが途切れてしまったような感覚の中、走る。
階段を一歩降りた時、よろけて5段くらい転倒する。
外へ、外へ、行きたい。。。
外へ・・・・・・
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