俺は、仕事を探そうと思っていた。


ばあさんがくれた金は、ビックリすような金だったが、遊んで暮らせという事ではない事くらいわかっているし、俺の病気の事を考え、いざと言う時の為にくれた金だ。



何度も言うが、かなりの金額という単位ではない。



それは、今でも手元にある。



しかし、なにをしようか?


と、考えているうちに、又、体の異変が気になり始めた。



ピンと張った糸が切れてしまったような自分をまた、奴らが襲ってくる。



ヤバい・・・・


俺は直ぐに、病院に行き、医院長に話をした。


結果は、安静にして、しばらく経ってから仕事につけということだった。




何からなにまで、ついてねぇー



その夜から、また、手の痺れと胸の痛みがしだした。


しかし、いつもと違うのは、思考が働かないような気がしているという事だ。



無気力とは違う、何も考えたくないという感じの・・・


どうなってんだろう・・・・


何か今までとは違うような気がしてならなかった・・・



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