その日、一人でばあさんの家に泊まったが怖いとそういう事はなかった。



約束を果たすために・・・・


弁護士から金額が決まり次第、連絡と言われていた。



金額はともかくとして場所だ。


大きな建物という、公民館のデカいようなものは海が見えて、寝泊まりが出来る所がいいと思ったので、知り合いの不動産に頼もうと思った。



問題は公園だ。


何処がいい・・・・



浮かばない・・・・



公園は自治体に登録がいると弁護士が言っていて、それらの手続きが必要になるかもしれないと言われた。



ありきたりの公園になるなぁーと思っていた。



そうだ!


この家を壊して公園にしようと考えた。


俺が公園作って、開放すると言えば好きに出来る。


土地だけでも600坪くらいあるから、プールも作る事にした。



あくる日、会長が車を持ってきてくれた。


興味がなくても、カッコいいと思う位、仕上がっていた。


会長は、『満足いくかな』といい、俺は『ありがとうございます』と言った。


そして、昨日考えていた案を話すと、『HIROTO君が壊すんなら天国のお二人も文句はいわないだろう』言い、納得してくれた。



それから、数か月後、そこには、大きな公園が出来た。



そして、大きな施設も工事が始まっている。



これでいいかなぁー



いいよねーーー


かあさん・・・・