営業会社の、月末の月末は慌ただし。。。
なにせ、数字、数字の連呼なのだ。
時間は何で決められたんだろうか?
なぜ、一週間は7日なのだろうか?
多分、科学者が太陽の周期を計算したとか、宗教の中から出てきたものなのか?
いずれにしても、時が経つのを早いと感じるのは、月末だ。
残りの数字を考えれば、考えるほど、調子が悪くなる。
俺は車の中で、シートを倒し、通帳を見つめていた。
そこには、700万の振り込みが記載してある。
しかも、その日にだ。
さすがだね。億万長者は、電話一本で振り込みが出来るんだ、と思った。
でも、この金が必要にならない事を、祈るしかない。
携帯が鳴る・・・・
月末はこれで仕事にならない。
ある種、移動電話番だ。
『もしもし』と、電話に出ると
『今、契約頂きました。』
『いくらだ?』と、聞くと
『大変、大きな金額をご契約いただきまして550万です。』
『よくやってくてた。ありがとう。』と、
というと、俺の中で何かが途切れたようだった。
やってくれるよ。ホントにありがたい。。。
そう、思うと逆に俺のタイムリミットが近づいてきてるように感じた・・・
もうチョットだ!
全ては・・・・
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