おフランス映画で学ぶ、カワイイおばちゃまのファミリーカーの選び方 | ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録

おフランス映画で学ぶ、カワイイおばちゃまのファミリーカーの選び方

おフランス女優、カトリーヌ・フロは、舞台女優 しかもコメディー という
円熟して美味しくなる女優さんで、まあ、芸達者なのです。

そのフロが主演した、地上5センチの恋心 というラブコメがあって、
まあ、おっさん男子の私としては、見るのに抵抗があったのですが、
実際見てみると、かなり面白かったという印象です。

ベルギーのフランス語圏の町が舞台で、 夫と病気で死に別れ、娘と息子と三人で
アパート住まい。デパートの売り子の仕事をしていて、夜は内職という
女の太腕一本でがんばてるおばさん オデット役

娘は、ニートで、アパートにバイク放浪中の男を連れ込んで同棲中・・・
息子は、美容師ですが、ホモで、部屋にいつもイケメンを連れ込んでる という
日常・・ww

オデットの唯一つの楽しみは、ある作家の本を読むことで、
実際に、その作家にサイン会で会ってしまうことから、大人のお伽話のようなすストーリーが始まるわけです。

さて、その地味で実はよく見ると可愛くて美人なオデットとニート娘とホモ息子一家が、
ベルギーの田舎の海岸で家族で遊びにいときに、
登場したがのが 黄色いルノーR8!!!

映画の設定では、現代の話なので、あきらかに、古いルノーが選ばれたわけですね。

小さいフランスの小型車から選ぶと、4CV, ドフィーヌは古くすぎるし、
ルノー キャトル は 農家のオバサン風になるし、
ルノー サンク は モダンすぎるし、

まあ、ノーマルの貧乏臭くてオシャレなR8が 最適な選択。!



日本ではR8ゴルディーニしか知られてませんが、
生活感ただようオシャレレトロで地味な車ったら、ノーマルR8につきますね。


ベルギーでは、まだ おばちゃま が運転する R8が走っているのでしょうか??

終盤で、オデットは、女はつらいよ 寅さん的 決断をするのですが、
映画はハッピーエンドで終わります。安心して見てね!


すぐに踊りだしちゃうノリのオデット



地味なルノーR8 かなり好きな車です。60'sのおフランスの香りプンプン。
ラリーカーじゃなくて、ファミリカーですからね!