餅男との付き添い入院に向けて
午前中はスーパーで買い出しをしたお札


レンジでチンするだけの丼やカレー
インスタント味噌汁や白ごはん。


1週間分くらいの量をカゴに入れている時
餅男の病院から携帯に着信が入る。


容態が急変したのかガーン

と不安になりながら電話に出ると

午前中にICUから部屋を移動します
という報告の内容だった。


すぐ普通病棟に行くのではなく


ICUと普通病棟の間くらいの
位置づけの部屋に行くとのことだった。


ICUほど手厚い治療はいらないが
何かあれば看護師がすぐに対応できる部屋。

なので、まだ親の付き添いはいらない。


餅男に付き添えないのは残念だけど
まずはICUから上がれたことは嬉しいおねがい


買い出しを終えて病院へ向かった🚘


案内された別の階へ到着すると

ICUの重々しい雰囲気から一変し
壁に動物の絵がついた可愛いフロアが現れた。

小児科病棟という感じ。


受け付けをしてから

ナースステーションの目の前の
大部屋に案内された。


中に入ると
子供のベッドが6台ほど並び

その1番右端のベッドに餅男がいた。


1番端だったので
特別に写真を撮る許可も貰えたカメラ

これで、餅男を心配してくれた人達に
様子を見せることが出来るキラキラ


そして看護師さんが横について
今の餅男の状態を説明してくれた。


昨日までの酸素マスクを外し
鼻に細いチューブを入れている。

極太チューブが元々入っていたけど
可愛そうなので細いのに変えてくれたらしい

餅男の顔には
チューブを止めるテープに
可愛いイラストが描かれていたルンルン

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そのチューブも、流動食を流し込む用で
今は何も繋がれていない。


左腕に点滴が固定されていて
水分補給と抗生物質が投与されている。


抗生物質は、

酸素チューブを肺に入れていたことで
肺炎のような状態になっている。

それを抑える為のもの。


眠らす薬も朝からストップしたので
時間をかけてゆっくり意識が戻る。


普通病棟に上がるためには
まず、食事が出来るようになること。


口でモグモグごっくんが出来るのが
当面の目標になった。


今日からリハビリとして
手足を動かしたり、身体をゴロゴロしたり

脳に刺激を与えていく。

歌や話しかけも、リハビリの1つ。


ひとしきり説明を聞いていたら
他のベッドのアラームが鳴ったので

看護師さんはそちらの処置に行った。




餅男を触る。少し熱い。
頭をナデナデする。サラサラ髪の餅男。

お母さんやで
会いに来たよ〜

よく頑張ってるな〜おねがい


おてても握る。

少しひんやりしてたが
私の手の体温ですぐに温まってきた。



今の餅男は薬が大分残っているらしく

口は自然に開いている状態で
そこからヨダレが止めどなく流れている。


喉に詰まらないよう横向けに寝かせて、

下にティッシュを重ねて
ヨダレを吸収させていた。

まだごっくんは出来なさそうショボーン


手足は力なく横たわっていたが
手を握って1時間ほどニギニギしていると


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軽く握り返してくれるようになったパー

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目は、朦朧としたように左右に動く。

私の顔を近づけて呼びかけると
一生懸命に焦点を合わせようとしている。


希望もあるが、そんな風に思えた。




看護師さんから

明日は入浴出来ると思うんですけど
一緒にされますか?との質問。


餅男のお風呂おねがい
私が入れられるの!?

はい!宜しくお願いします。


ということで

明日土曜日は色々なお世話を
一緒にさせてもらえることになった。

面会時間を過ぎて
お腹も減ったので病院を後にする。


餅男、また明日ねウインク
一緒に身体を綺麗にしようね。



今日の餅男の様子を見たら
今までで1番安心出来た。

そのことで食事の意欲も湧いてきたキラキラ


久々の1人回転寿司ランチをしたら
パクパクと7皿食べることが出来た。

ほんとに久々の満足した食事だった。


そういえば今日は
事故のフラッシュバックがあまりない。


餅男の身体の回復が
私の生きる糧になってるのだな。



餅男の次の心配ごとは

覚醒した時にどんな状態まで動けるか。


もとの元気な餅男に
戻ってくれるのが1番だけど

あせらずゆっくり見守りたいと思いますグッ