オール電化で夜間電力の電気温水器を使用している。電気代が高いと感じていているあなたへ

 

今回は、電気容量の変更が可能な場合のポイントについて解説します。

 

オール電化で2人暮らしなら、6KVAの基本料金でエコキュートがおすすめ

 

2022年4月1日から、Eライフプラン(3時間帯別電灯)等の電気代が高くなる発表が2021年10月15日に中部電力よりありました。

 

 

 

こんにちは、成功電気の今井です。

愛知県北名古屋市で住宅の電気設計を20年ほど続けています。
中部電力電気工事委託店として主に住宅の

蓄電池、太陽光発電、V2Hやスマートホームの設計施工を500件以上実施しています。




もくじ

電気容量:現在の電気契約とは
電気契約の見方
縛られている法制度

まとめ


1,電気容量:現在の電気契約とは

 

関西電力以外で多くの電力会社では、基本料金が電気容量の大きさで決められています。


多くの電力会社では、2011年まではオール電化を進めていて、様々なお得なプランを作っていました。

 

 


例えば、中部電力では
オール電化割引 電気料金全体から5%を値引きする


マイコン割引 エコキュートや電気温水器、蓄熱暖房機などの深夜電力を使用できる機器の消費電力の大きさ(KW)

 

に合わせて値引きする。

 

 

 

2,電気契約の見方

 

5時間通電割引などの特殊契約 20年以上前は電気温水器だけ、別の契約をとって、

タイマーと電気メーターを+アルファ付けていたタイプがありました。


→このタイプを交換する場合、エコキュートなど今主流の機器に交換できません。

  電気の配線方法の変更と電気契約を見直す必要があります。

 

 

 

深夜電力の契約と、通常の電気契約の2つの明細がきている方は要注意です。


また、電気明細に5時間通電割引と書かれている場合も要注意です。電気の契約は一つですが、

 

毎月の割引が1000円以上してあるため、かなりお得になっていますが、

 

現状の深夜電力単価の上昇や再エネ賦課金の影響ですごい勢いで毎年毎年電気代が高くなっています。


2016年以降から、このようなオール電化にかかわるお得なプランは新規契約できなくなりました。


ただ、元々ご契約している方は、継続が可能です。この内容について、増設や減設も可能になっています。


どういうことかというと、先日もお問合せ頂いた内容ですが、

 

電力会社の人から

「今の契約は変更すると2度と戻せないから変えない方がいいです。」

 

とよく言われているので、

今は10KVAで2000円以上の基本料金ですけど電気の契約も触れないですよね。

 

 

 

と質問がありました。


しっかり理解するのは難しいとは思いますが、「契約の変更」と「容量の変更」は別です。


なので、契約の変更はしない方がいいですが、容量の変更はしてもいいんですね。


つまり、

 

元々4人住まいで10KVAで2000円以上基本料金を払っていたけど、

 

今は2人住まいなので容量が大きすぎてもったいない気がする
 

という、場合は、容量を6KVAに変更して1500円前後まで減らすことも可能です。
 

 

 

とはいえ、

年末やお盆 などの時だけは電気をいっぱい使うかもという方は、対策の方法もあります。
 

 

2009年ごろはオール電化で一般的な電気使用量の方で、月平均13000円前後でしたが
 

現在は、電気使用量が変わらなくても月平均20000円以上になっています。
 

2009年当時の深夜電力の単価は9.34円でしたが、現在では17円前後となっています。
 

なので、以前は電気温水器の電気代が月平均3000円前後だったとしても、現在では6000円を超えることになります。
 

私が知っている深夜電力が一番安かった時で確か8.17円くらいだった時もありました。

 

2022年4月より、マイコン割引(通電制御型蓄熱式機器割引)などが廃止になり

夜間電力(夜間時間)も13.7円が15.89円に値上がりします。(再エネ賦課金3.36円もプラスされるので実質19.25円です)

さらに2022年5月には再エネ賦課金も増額される予定です。

 

https://miraiz.chuden.co.jp/common/doc/pdf/renewableenergy/saieneprice_05.pdf

2011年3月11日の東日本大震災で福島原発が被災し、オール電化推進の流れが一気になくなり

2012年から中部電力内のオール電化部門廃止となり、この時から徐々に様々な夜間電力関係のプランをなくしていました。

各夜間蓄熱機器を導入された人を考えて10年後の2022年に廃止となりました。

東北電力では早々に廃止していたと聞きましたがついにこの時が来てしまいました。

 

 

 

3,縛られている法制度

 

電気事業法『電気設備の技術基準の解釈』や「系統連系技術要件ガイドライン」に規定されていた系統連系規定、

 

改正FIT法などの法律

 

に縛られています。

電気契約の内容は送電事業を行う電力会社(中部では中部電力パワーグリッドが独占)が定める

託送供給等約款

に定められていて、こちらをベースにしたうえで新電力など(中部では中部電力ミライズ)で自由化されています。

 

そのため、新電力に変えたところで送電事業者が定めたルールは全ての

電気を使うユーザーに影響することになります。

 

 

とはいえ、電気の使い方に合わせた契約にするメリットはあります。


電気契約を見直すには、3つの影響をうけます。

 

1,現在使っている設備の仕様

 

2,家族構成

 

3,環境の影響を受ける

 

そのときそのときでメリットデメリットが変わってきます。


まとめ


各給湯器を比較してみるとこうなります。 

一般的な都市ガス給湯器 電気温水器 エコキュートの3パターン

 

パターン①
一般的なガス給湯器の光熱費(ガス代の約87%が給湯とする) 月平均6000円

 

パターン②
電気温水器の光熱費 月平均6000円 オール電化割引ー300円、マイコン割引などー1000円=4700円

 

パターン③
エコキュートの光熱費 月平均2000円 オール電化割引ー100円、マイコン割引-350円=1550円

 

 


こちらに機器代と施工費を合わせると


ガス給湯器 取り替えコスト 10万円
温水器 取り替えコスト   40万円でガス比較で年間メリット1.5万円 差額の回収に20年
エコキュート取り替えコスト 60万円でガス比較で年間メリット5.5万円 差額の回収に9年
 

2016年以前に契約している方は、エコキュート交換して、できれば6KVAにするとメリットが最大化します。

月600円以上の削減が可能なので、10年で72000円の削減が可能です。

 

なので、オール電化の方は、エコキュートを更新して6KVAをオススメしています。


 

 

 

 

終わり

 

 

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