新型コロナの中、今まで通りの方法では結果が出なくなり、

 

経営者の判断で会社の今後の在り方が大きく変わる節目となっているように感じます。

 

 

 

今回の記事では、照明器具、空調、電気の契約 の3つのテーマで省エネ対策について解説します。

 

これから始まる環境対策におけるビジネスを、御社が生き抜くヒントになれば幸いです。

 

先日、受注したI金属様倉庫のLED改修、空調設備の新設、電気契約の見直し工事が完了しました。

 

精密部品倉庫ということで、温室度の管理+作業環境改善と省エネ性を実現したプランです。

 

 

こんにちは、成功電気の今井です。

愛知県北名古屋市で電気設計を20年ほど続けています。
中部電力電気工事委託店として主に

蓄電池、太陽光発電、V2Hやスマートホームの設計施工を500件以上実施しています。

また、工場や店舗、倉庫の省エネ改装を行っています

 

 

もくじ

照明器具の提案

空調設備の提案

電気契約の見直し提案

まとめ

 

 

 

1,照明器具の提案

 

照明器具のLED化工事をする目的6選です。

 

 

①水俣条約により、蛍光ランプや水銀ランプなどの処分が困難になってきています。


②日々性能が向上しているLED照明器具、消費電力の削減と交換コストを削減

 現在は白熱灯と比較して約10%の消費電力、

    例えば月1万円の電気代なら月1000円で済み、9000円削減可能。
 LED交換コストでは、白熱灯と比較して20倍、蛍光灯と比較して3倍、

    交換手間1交換で人件費500円としても1500円~10000円の削減効果


③リフトの邪魔にならない位置に変えることで、棚の収納量がアップ
 

④日射熱直下の屋根から離隔を取ることで、故障率を低減
 設置して10年経つと、外観に異常がなくても内部の劣化は進行しています。点検・交換をおすすめします。
※使用条件は周囲温度30℃、1日10時間点灯、年間3,000時間点灯。(JIS C8105-1解説による。)


⑤床高を下げることで照度を上げ、明るさアップ
 照明器具と作業高さを近づける(照明器具の高さを低くする)ことで作業する位置の照度が上がり、作業環境を改善


⑥消費電力が下がると、排熱量が下がるため、夏場の空調負荷を削減できます。
 例えば100Wの白熱灯が100台あれば、100×100=10000W(10KW)のヒータと同じ熱を発してします。この10KW分を冷房で冷やすのに夏エアコンで月に15000円の電気代を使用します。

2,空調設備の提案


空調とは、空気の調和を取ることです。

 

空気の対流と、熱源の抑制、熱源の設置を行います。


空気の熱
 熱は3つの影響を受けます。対流、輻射、伝導

 


①対流には、空気の動きを扱います。

夏は暑い空気を排出し、冷たい空気を取り込み(冬は逆)、回す部分と交換する部分を適正に調整します。


②輻射には、日射による輻射熱を扱います。

夏は日射の遮断のために、空気層を作り、対流によって排出。冬場は取り入れます。


③伝導には、断熱によって外気の影響を受けにくくさせ、機械からの空調熱源を逃がさないようにします。

 

上記の対策をすることで得られるメリット3選
①エアコンの能力によって初期コストが大きく変わるため、上記3つの効果に合わせた性能のエアコンを導入することで、将来的な買換え時のコストカットも可能となる。


②現在はエアコンの省エネ性能が大きく向上しているため、交換するだけでも省エネとなります。


③室外機を直射日光からなるべく避けることで、故障率の低減と、エアコンの性能を最大限引き出すことが可能になります。

うんちく:湿度が高いほど、空調コストは増えます。



3,電気契約の見直し提案


小売電気と主任技術者コストの2つを見直します。


①電気の小売り自由化から、新電力呼ばれる小売り電気事業者が多数あります。

この小売電気事業者ごとに得意な電気契約があるため、省エネ方法と電気契約は同時に行うことでメリットが最大化します。


②照明や空調などの見直しにより、受電設備の増設も不要になります。

受電設備の容量により、主任技術者コストが決まるため、

受電設備増設の初期コストを削減しながら同時にメンテナンスコストの削減ができます。

また、主任技術者コストの単価を同時に見直すことも行っています。


まとめ
いかがでしたか。照明設備と空調、電気契約を別々で行っているとムダなコストがかかっている可能性もあります。

 

個別に行った場合投資回収に10年前後かかるようなケースでも、上記の取り組みを一元化して行うことで7年や3年などで回収できるケースが出てきます。
成功電気では、この削減をESCOやPFIで行うことも提案しています。

 

 

 

おわり

 

 

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