かれこれ30年近く前、日本から遊びに来た友人が「台湾で占いしたい」と言うので、台湾人からクチコミ情報をもらって、「すごい当たる」というところに連れて行ったことがあります。
その占い師の看板は「手相」となっていて、小さな薄汚い事務所?は順番待ちの人でいっぱいでした。
2~3時間ぐらい待ったかな…せっかくだから自分も占ってもらったわけです。
その占い師はイガグリ頭に短パンで、いかにも夕涼みのオッサン風。
「手相」という看板は出していても、実際のところ手を見るのはどの人も「一瞬」
後は生年月日時間を聞いて、万年暦でそれを確認したら占いスタート。
無表情で目は相手を見ずに半開き…。
「小さい時の家庭環境はこうで、健康状態はこうで、何歳の時に実家を離れて、29歳と38歳で結婚の機会があり、29歳の結婚は小吉だけど、38歳の結婚は大吉、何歳で離婚危機…そして7×歳で死にます。で、何か質問ある?」
もはや会話じゃなくて一方的なマシンガントーク。
その間約20分。
20分で人生全部駆け足で言われて、私もポカーン。
傍で聞いていた友人が「7×歳で死ぬ?短い人生だな~。」とポツリ。
過去についてはかな~り当たってたかな…。
特にこのあたり↓
占い師が私の手を見ながら…。
占い師「おかしい…ご先祖が見つからない。あなた、なんていう苗字?」
私「〇〇です。」
占い師「それはご先祖の姓ではないでしょう?」
私「…うっ」
この指摘はズバリで驚きました(父が私生児だったので苗字も親のものではない)。
今思い出してみると、この人は手相の他に四柱推命(八字)を使っていたのだなと思います。
その指摘は、私が後に八字(四柱推命)で見た自分の命盤と一致していたからです。
目を半開きにしていたのは、まぶたの裏に命盤を思い浮かべていたからでしょう。
ソロバンの暗算に近いワザです。
でも、イキナリ尋ねてもいないのに「あなたは何歳で死ぬ」なんて言うのはいかがなものか
そこは当時とてもお客さんが多かったので、何人もの順番待ちの人に丸聞こえの状態なんですよ…。
そんなわけで、順番待ちしている間に私も随分他人の人生の浮き沈み(鑑定内容)を聞いてしまったわけですが、中にはとんでもなく悲惨な人生の人もいるわけです。
「何歳で病気、何歳で破産して一家離散…。」
赤の他人に丸聞こえの大声で、そんな…
で、そのお客さんが尋ねるわけですよ「じゃ、どうすればいいですか!?」
そりゃ~ビビって尋ねますよね。
で、この占い師なんて言ったと思います?
この話し続く。
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