こんにちは。
さっそくですが、前回このようにお伝えしました。
住宅の風水は入居時に起動して、そこに住み続ける限り、その後もその年が改まろうが、三元九運の八運から九運の時期になろうがずっとそれが持続します。
じゃあ永遠に入居時の風水のままなら、今の家に長年住んでいてずっとぱっとしなくても、住み続ける限り風水リセットできないの
→いいえ、リセットできる必殺技があります
それを「換天心正運」といいます。
ネットで検索すると中国語のサイトだけヒットしますね。
ただ、各サイトの言っていることもバラバラなようです。
私がここで言えることは…
「九運に入ったら、ドア取り替えたり向きを変えたり屋根を取り替えればそのまま住んでいても九運の飛星にリセットされるということではありませんので、口伝伝承を受け継いでいるプロの風水師の指示をあおぎましょう。」
風水学…それはそれは奥深く、そしてまたとてつもなく複雑なものです。
私の風水学習の歩み…それはあぶら汗と涙なくしては語れません(大げさ
)
例えば前回、飛星図の例として八運入居坐午向子(坐南向北)の例を出しました。
ですが、同じ八運入居坐午向子(坐南向北)の住宅でも、向きが兼卦というある特定の狭い角度に入ってくると、↓のような飛星図になります。
測量士でもないのに、そんなほんの数度の角度の違いを現場で測定できますか…。
星も逆飛びバンバンです
老師の風水レクチャーでは魯班尺なんてのも使ったな~
羅盤は六十分金(360度の60分割)まで見て目が潰れそうになったし…。
安星訣、城門訣、先天卦、後天卦、元旦盤、山上下水=零正顛倒、収山出煞、反吟伏吟、八曜煞、真打劫、仮打劫…。
もう、めまいしかしないところに…
排龍訣~登場
要は、こんな複雑難解な飛星図の上に、重ねて排龍訣によって作成した別の図を重ねてですね…。
排龍訣
龍對山山起破軍,破軍順逆兩頭分
右廉破武貪狼位,疊疊挨加破左文
破巨祿存星十二,七凶五吉定乾坤
支兼干出真龍貴,須從入首認其真
は~
なんのお経ですか
ノートだけはとりましたよ
恥ずかしながら二年以上老師に玄空風水学を教えていただきました…
その結果も~とにかく脳内ぐちゃぐちゃ
そして老師のお言葉
「これまで教えたのは、だいたい風水学の20分の1ぐらいかな」
ち~ん、泡吹いて気絶…
因みに前回ご紹介した風水グッズの山海鎮ですが…。
ヤフオクの出品者によれば開光済み(開光とはある秘伝により風水師が風水用品を起動させるプロセス)との話しでしたが、
老師に写真を見せたところ
「これはちゃんともう一回開光させないとダメだから持ってきて」
というお返事で、我が老師により再度開光してもらいました
※ある種の風水用品は風水師により開光されていなければ効果が出ません。
風水師は品物を見ただけで、開光の有無を見分けられなければなりません。
私が何年頑張ってもそれができるようになるとは思えませんでした…。
…せっかく超一流の風水師が風水を教えてくれるというのに、全く消化吸収できないわが身の不甲斐なさを恥じるばかりです
(そして今は、八字と断易の研鑽に専念いたしております)。
ですので、私から皆さんにお伝えできることは、風水師を探すなら上記のすべて、つまり「玄空学の師弟間口伝も伝授されてるし、兼卦も、安星訣も、排龍訣も、収山出煞訣もOK~全部マスターしてるし、風水用品も開光できる」という人をさがしましょうということだけです。
(なお、お墓の風水はこれよりもっと別の知識が要ります)
逆にそうでない人によるハンパな風水いじりは、かえって禍のもとになることがあります
しつこく繰り返しますが、風水の真髄は非公開の師弟間伝承にあり、それを伝授されていない人は正しい飛星図を作成することも困難です。
(悪用を避けるため古来よりそうなっている)
当然核心部分の口伝はネットでどう検索しても出てきません。
飛星図そのものはアプリでも簡単につくれますが、そもそも秘伝を知らないと正しい基礎情報をアプリに入力することができません。
かくかくしかじかで…風水学習に挫折した私ですが、本物の風水師の仕事を目撃した風水広報係として、かようなブログをしたため微力ながら世に風水の真の奥深さを伝えたく思う次第です。
どなた様も、風水師選びには慎重を期していただきますよう、この世界の片隅の当ブログにて、重ねて注意喚起するものでございます。
(スカイプの他、LINE、ZOOMでもリモート鑑定できるようになりました。お問い合わせはこちらからどうぞ)
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