ヴィンテージシンセは、発売から30年近くたっていますが、今でもメンテナンスが可能です。
かえって、新しいはずのデジタルシンセの方が、10年くらい経つと部品が手に入らなくなって、壊れたらそのままになります。
それはなぜかといえば、使用しているIC(集積回路)がメーカー特注品でできているので、一般には入手できないためです。部品の取付けも「表面実装」となり、取り外しが容易ではなくなりました。壊れたら、「基板交換」が前提ということですね。
1980年代に作られたMINIMOOGのようなヴィンテージシンセは、基本的な電子部品(トランジスタやオペアンプ)を使用しているので、今でも探せば入手が可能ですし、なくても代替部品を見つけるのはそれほど難しくありません。
電子部品は、旬を過ぎたら使い道がなくなってしまうものですが、ヴィンテーシンセ関連の部品は、いまでも生産が続けられていたりします。
しかし、その際に問題になるのが、「オリジナルサウンド」の維持。
MINIMOOGはMINIMOOGらしく、TR-808や909のドラムサウンドも、それらしい音が鳴る必要があります。
クロサワ楽器では、26年の修理実績を持つヴィンテージシンセ技術者が修理を行ないます。
オシロスコープやテスターなどの各種計測機器を使用することも大事ですが、ヴィンテーシンセを修理してきた「経験」と、本物のヴィンテージシンセの音を聞いてきた「音の記憶」がありますので、ヴィンテージシンセの音が変わらないように維持することが可能です。
もちろん、この場合でも「お客様の耳」が基準になることは、言うまでもありません。
プロミュージシャンの方々の「耳」ってスゴイなと思いますが、音の「捉え方」の違いもスゴイです。
こちらの修理で、本来なら出るはずの「ない音」がするようにしちゃったMINIMOOGを使って、ヒット曲を作っちゃう人もいるくらい。
私は、「仕様通り」のMINIMOOGに戻したいんですが、そうするとそのヒット曲が演奏できなくなっちゃうので、戻すに戻せません。カンベンしてください。
「素材を活かす」っていうのは、こういうことを言うのでしょうね。
(上の画像は1980年代のバンド 「POWERSTATION」のCDですが、これも「ウソッっぽい」ドラムサウンドをカッコよく使って大ヒットしました)
ヴィンテージシンセ担当の吉田が、記事にまとめました。
GENELEC1032モニターで、ビンテージシンセの「ほとんど」の機種の音を聞いてきましたので、的確に特徴や音の違いをご説明できます。 NEVE1073、1272、3045、API550などのビンテージマイクプリも、同様です。
クロサワ楽器では、ビンテージシンセを絶賛買取しています。
SEQUENTIAL CIRCUITS PROPHET-5 rev.3.2、MOOG MINIMOOGMOOG、MOOG MEMORYMOOG、ROLAND JUPITER-8、ROLAND TR-909、ROLAND TR-808、ROLAND TB-303などを、高額買取しています。
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リストにない機種の買取もしていますので、お気軽にメールやお電話でお問い合わせください。
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