「道産ワイン多め!ロワールワイン多めの試飲会!」
2022年6月18日(土曜日)
1部14:00~15:00
2部15:30~16:30
「原田商店」
北海道恵庭市栄恵町70番地
会費:2,000円(税込)
【イベント概要】
2022年6月18日(土)に店舗営業しながら開催するワインの有料試飲&販売会。
6月から3部から2部の入れ替え制に変更。
日本ワインとナチュラルワインが試飲できます。試飲時間は1時間、入れ替え準備に30分のインターバルを設けています。
※試飲会に出されたワインは基本的には購入できます。
希少なワインは抽選です。
今回はくじ引きで当たれば、【ドメーヌ・タカヒコ】ナナツモリ ピノ・ノワール 2020が買えました。
今回の「ワインリスト」
日本ワインは
【イエローマジックワイナリー】パンプアップ・ルージュ 2021
【リタファーム&ワイナリー】祝10周年 キュベリタ ノンデゴルジュ・メルロー 2020
【旭洋酒】ソレイユ ヴー・ブラン 2021
【北海道ワイン】北島ヴィンヤード No.7 ケルナー 2019
【ドメーヌ・タカヒコ】ナナツモリ ピノ・ノワール 2020
海外のワインは
【ドメーヌ・ジュリアン・ピノー】ペティアン・ロゼ ボッカ・ディ・ローザ 2021
【ピエール=オリビエ・ボノーム】クラ(蔵) ・ブラン 2021
【ピエール=オリビエ・ボノーム】クラ(蔵) ・ルージュ 2021
【ドメーヌ・ジュリアン・ピノー】レキュム・デ・ニュイ 2020
【ノー・コントロール】ロカイユ・ビリー 2020
計10本のワインの試飲ができました。
日本ワインは
【イエローマジックワイナリー】パンプアップ・ルージュ 2021
マスカットベリーAの甘い香りやキャンベルの甘い香りがしますが、香りほどには甘口というわけではありません。
フレッシュ感もあり、酸味と旨味がありジューシーですねぇ。
泡の感じも程よく、タンニンも思ったよりもあります。
アフターには渋味と苦味があります。
バランスも良いので、いま飲んでも良いですが、1、2年置いても良いカモ🦆
置いたら深味や複雑味がもっと出てきそうです。
「Pump up」シリーズのラベルの猫は、岩谷家で飼っている3匹の猫たちをモデルにしているそうです。
しかし、やんちゃそうな猫ですねー。
エビチリや回鍋肉などが合いそう。
生春巻きやパッタイなども良さそうです。
生産者:イエローマジックワイナリー
産地:山形県南陽市
品種:マスカットベリーA(山形県産)、キャンベル(自家農園産)
スタイル:赤泡
Alc:11%
【リタファーム&ワイナリー】祝10周年 キュベリタ ノンデゴルジュ・メルロー 2020
チェリーなどの赤い果実の香り。
アフターには塩味と苦味があります。
赤のスパークリングですが、ガス圧は強くはありませんねぇ。
北海道のメルローらしく酸が強いです。
いま飲むよりも酸自体が尖った感じなので、1、2年くらい置いた方が良いカモ🦆
置いた方がバランスは良くなりそう。
祝10年と名前にあるように、ワイナリーオープン10周年を記念したリーズナブルなスパークリングワイン。
メルローの他に、ピノ・ノワールとソーヴィニョン・ブラン、シャルドネも発売されています。
すべて揃えたワイン会とかも楽しそう!
ミートグラタンやラタトゥイユなどが合いそう。
生産者:リタファーム&ワイナリー
産地:北海道余市町
品種:メルロー
スタイル:赤泡
Alc:12%
【旭洋酒】ソレイユ ヴー・ブラン 2021
和柑橘や青リンゴ、白い花の蜜の香り。
旨味や甘味よりもスッキリとした酸が印象的ですねぇ。
アフターには塩味と苦味が少しあります。
フレッシュ感もあり、いますぐに飲んでも良いカモ🦆
でも2、3年ぐらいは置くと、旨味と複雑味が増しきそうです。
置いた方が私は好きカモ🦆
いま飲むなら、暑い日に冷やして飲むのも良さそうです。
アジフライやエビフライとかが合いそう。
豚バラとキャベツのポン酢炒めや野菜の焼きびたしとかも良さそうです。
生産者:旭洋酒
産地:山梨県山梨市
品種:甲州
スタイル:白
Alc:13%
【北海道ワイン】北島ヴィンヤード No.7 ケルナー 2019
柑橘系の香りと白桃、ジャスミンやマスカットのような香り。
ペトロール香もありますが、そんなには強くないです。
旨味もあり、アフターには塩味と少しの苦味があります。
2022のインターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション金賞受賞。
こう言うのがコンクールで金賞を取るワインだよなぁ。
完成度が高いし、欠点が見つからないもの。
バランスが良すぎるので、ナチュールワイン好きには物足りなく感じるカモ🦆
今回の試飲会では人気がなかったようで、少ししか減ってなく、試飲してない人いるのでは?と思うくらいであった。
持ち寄り会などに持って行くと、金賞受賞ワインだからなぁと馬鹿にされそうだが、普通に美味しいワインでしたねぇ。
面白いかと言うとアレだが。
蒸し鶏のサラダや白身魚のカルパッチョが合いそう。
牡蠣グラタンやアスパラベーコン巻きなども良さそうです。
生産者:北海道ワイン
産地:北海道小樽市
品種:ケルナー(余市町北島農園、区画No.7)
スタイル:白
Alc:12%
【ドメーヌ・タカヒコ】ナナツモリ ピノ・ノワール 2020
ラズベリーや野イチゴ、スミレなどの花の香り。
まだ酸が尖っていますが、本来ならば抜栓は2023年1月以降にしてくれという事なので、酸が馴染んでないのは仕方がないでしょう。
全房で野生酵母で発酵、12ヶ月の樽熟成。新樽は12%。
最低1年、できれば4年以上の熟成を推奨しています。
やはり4、5年置いてからが本領発揮でしょう。
でも昔よりもリリース直後でもカタイという事ななく、樽香も強すぎる事もないので、いま飲んでも美味しいデス。
2019ビンテージほどの凝縮感はないですが、ボディもしっかりしてバランスも良いです。
やはりメルカリでは20000円ぐらいで売られているのですよねー。
アレはどうにかならないのかなぁ。といつも思ってしまうのだが、仕方が無いのだろうなぁ。
生産本数がこれからどんどん増える、なんて事も無いだろうしなぁ。
生産者:ドメーヌ・タカヒコ
産地:北海道余市町
品種:ピノ・ノワール(余市町登自社農園産)
スタイル:赤
Alc:12.5%
海外のワインは
【ドメーヌ・ジュリアン・ピノー】ペティアン・ロゼ ボッカ・ディ・ローザ 2020
フランス/ロワール、ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
グラスファイバータンクで自然酵母発酵、瓶詰め前に50Lのガメイジュースを加え瓶内発酵・熟成という事で、カベルネ・ソーヴィニヨンらしさはないですねぇ。
甘味と酸味のバランスも良いですが、4000円近い値段がなぁ。
もう少しお安いと良いカモ🦆
【ピエール=オリビエ・ボノーム】クラ(蔵) ・ブラン 2021
フランス/ロワール、ぶどう品種:ソーヴィニョン・ブラン
自然酵母発酵で1ヶ月発酵、85%ホーロータンク、15%古樽で4ヶ月熟成。
青リンゴなどやレモングラスなどの香り。
酸もシャープで飲み口も爽やかです。
生ガキや白身魚のカルパッチョなどに合わせると良いカモ🦆
最近のフランスワインの値上がり率を考えると、3000円を超えない値段だし良心的だよなぁ。
【ピエール=オリビエ・ボノーム】クラ(蔵) ・ルージュ 2021
フランス/ロワール、ぶどう品種:ガメイ50%、カベルネフラン20%、シラー20%、グルナッシュ10%
いつもはガメイ主体ですが、2021年はブドウの糖度が上がらなかったので、ルーションのシラーとグルナッシュも入っています。
いつもよりも果実味が弱めで、酸が強いワインになっているので、いつもの蔵ルージュのイメージで飲むと違和感があるカモ🦆
悪くはないが、いつもの果実味のある蔵ルージュの方が私は好きですねぇ。
【ドメーヌ・ジュリアン・ピノー】レキュム・デ・ニュイ 2020
フランス/ロワール、ぶどう品種:カベルネフラン
全房でグラスファイバータンクで1週間マセラシオンカルボニック後、フードルで14 ヶ月発酵・熟成。SO2無添加。
ブラックチェリーやプルーン、土の香り。
柔らかく旨味のあるカベルネフランです。
変なクセもないし、果実味もあるし、カベルネフランとロワールワインが好きならオススメカモ🦆
【ノー・コントロール】ロカイユ・ビリー 2020
フランス/ロワール、ぶどう品種:ガメイ・ド・ボジョレー50%、ガメイ・ド・オーヴェルニュ50%
ワイン名はRochaille(ロカイユ) という「大きな岩」という意味を持つオーヴェルニュの方言とロカビリー (Rockabilly)を掛けRockaille Billyと名付けているそうです。
果実味があって柔らかい酸がありますねぇ。
今回の試飲会では一番高価な4600円。
ガメラーとしてはもう少しリーズナブルであって欲しいよなぁ。
とにかくガメイが大好きだ!という人ならアリ🐜ですけどねぇ。
いま飲むよりも2、3年置いても良いカモ🦆
今回は計10本のワインの試飲ができました。
日本ワインが5本、海外ワインは5本でした。
今回は道産ワイン(ブドウは全て余市町産)とロワールのワインが多めでした。
今回のオススメは
いま飲むならば【旭洋酒】ソレイユ ヴー・ブラン 2021と【北海道ワイン】北島ヴィンヤード No.7 ケルナー 2019。
もしも4、5年待てるなら【ドメーヌ・タカヒコ】ナナツモリ ピノ・ノワール 2020です。
でも待つとか以前に、まずは買えないよなぁ。
海外ワインでは、【ピエール=オリビエ・ボノーム】クラ(蔵) ・ブラン 2021と【ドメーヌ・ジュリアン・ピノー】レキュム・デ・ニュイ 2020かなぁ。
【ピエール=オリビエ・ボノーム】クラ(蔵) ・ブラン 2021は、これからに季節に合った、すっきりとしたワインで、魚介料理などに合わせても良さそう。
【ドメーヌ・ジュリアン・ピノー】レキュム・デ・ニュイ 2020は私がカベルネフランが好きなので選びました。
今回はクセは強くは無いですが、海外ワインは飲む前とイメージが違う変化球的なモノが多かった気がします。
第一部のお客さまが持ち込みした、この2本のワインも試飲できました。
ビンテージ違いもありますが、方向性も少し違う気がしますねぇ。
今日のネコ店長は、しっかりと店番もしつつも、机の下から私を監視してました。
今回購入のワイン。
家飲み用に【旭洋酒】ソレイユ ヴー・ブラン 2021。そして、くじ引きで【ドメーヌ・タカヒコ】ナナツモリ ピノ・ノワール 2020が当たったので2本購入。

















