わたしの癌は女性ホルモンをエサに増殖するタイプ(ホルモン依存性)の乳がんなので、女性ホルモンをブロックするお薬を飲む「ホルモン療法」を続けています。
通常は5年、悪性度が高い場合は10年は飲み続けなければいけないと言われていますが、副作用もあったりで、まだまだ長い道のりです…。
でもホルモン依存性でない乳がんの方からしたら、まだ使える薬があるだけでもありがたいことなので、後ろ向きなことは言ってられませんね。
昨日はそのお薬が少なくなってきたので、久々に乳腺外科のある病院へ行ってきました。
わたしは、乳がんに対して乳腺外科での手術を受けていません。
別の病院が行っている「特殊な放射線治療」を選択したので、その治療を受けるため、元々の乳腺外科から別の病院の放射線科に転院しました。
でも放射線治療した約半年後に転移が見つかってしまい…。
放射線科では「ここでは転移巣への抗がん剤など薬物治療は難しいので、今後は元いた病院の乳腺外科に戻って、治療を受けるのが一番スムーズでよいでしょう」ということになり、転院前に通院していた乳腺外科のある病院に戻ることになりました。
つまり、出戻りです。
わたしが手術を選ばず、「お世話になりました」と放射線治療のために転院を決めたときも、「自分が納得する治療をするのが一番」と快く送り出してもらったのに…。またこうやって、戻ってきたわたしを受け入れてくださっている乳腺外科の先生方には本当に感謝です。
結局、その後は抗がん剤でなく免疫療法を選択したので、この乳腺外科では、3ヶ月おきの診察と、ホルモン療法のお薬だけを処方してもらっています。
一般的に標準治療の先生は免疫療法にはあまり理解がないように思うのですが(私見です)、この乳腺外科の先生は一方的に抗がん剤を押し付けるわけでもなく
「免疫療法を優先ならそれでもいいし、抗がん剤を併用したいとなれば、いつでも対応しますからね」
と患者であるわたしの意思を尊重して下さっています。
ほんとにありがたいです。
何よりここは乳がんになって最初にお世話になった場所なので、すごく思い出深いというか…。
皆さんそうだと思うのですが、病院に行くたびに、乳がんがわかって不安と恐怖で押し潰されそうだった当時を思い出したりもしますね。
闘病されている方々、それぞれのストーリーが病院にはあるんだろうなぁ。
人生いろいろありますね…。
それでも、わたしは今日もこうして元気に「生かしていただいている」
さんまさんじゃないけど、それだけでもう「まるもうけ」ですよね。
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