クロウスタビガ...黄色い下地に紫がかかったようなエッチな模様をした蛾である。本州のヤママユではこの種が最難関だろう。

このクロウスタビを狙って群馬県へ出向いた。この地方はクロウスタビの記録が多い地域だ。

6時、ポイント到着。飛来の早いクロウスタビに合わせてすぐに点灯しようと思ったが大雨が降っていたため一度宿へ荷物を置きに行った。

6時半雨が止んだので点灯する。

宿で荷物の整理をしライトラを見に行く。

するといたっ!クロウスタビ!しかも♀。

左下翅がなかったが初めてなので採集した。

少しライトの位置を移動させ待機するとまたクロウスタビが来た。今度は♂。


オスメス両方揃ったところで駅の灯りを見に行く事にした。

駅にはキイロキリガ、ヒメヤママユなど様々な蛾がついていた灯りの周りを舐めるように見ていくと今回密かに狙っていたエゾベニシタバが!しかも2匹!毒瓶を持っていなかったので網に入れて一度ライトらは戻る。ライトの下で毒瓶に入れ、取り込んだ。


駅に着いていたゴボウトガリヨトウ


宿へ戻って食事を済ませる。

9時半、知り合いも合流し駅を見に行く。

新たに集まっていたのはヒメヤママユ、クスサン、ヤママユ、キイロキリガ、オオハガタヨトウがいたのでヤママユ以外採集。



ライトへ戻るとヨシノキシタバ、ゴマシオキシタバがいたので採集


ライトラの標高をあげてみる。


10時から移動して何が取れるかはわからないがとりあえず移動してみることに。

10時から11時半までやってクロウスタビ一つ、ヒメヤママユ一つ飛来。

知り合いがクロウスタビを回収し宿へ戻った。

翌朝、5時に起きて駅と隣の駅を探すが特にめぼしいものはいなかった。

今回もムラサキシタバは厳しいか...