前回は、文法を身に着けた上で語彙力を付けていくことが大切だとお話しました。

 
そこで、今回は語彙力の中でも「認識語彙」と「活用語彙」についてお話します。
 
「認識語彙」とは、そのまま「認識できる語彙」のことです。
英語にしろ日本語にしろ、「読むだけなら分かる語彙」と「読めて書ける語彙」があります。
例えば、「憂鬱(ゆううつ)」「薔薇(ばら)」「葡萄(ぶどう)」など、「読めるけど書けない漢字」はこの認識語彙の範疇にあるということです。(書ける人にとっては活用語彙です)
 
「活用語彙」とは「自分で自由に使える語彙」のことで、英単語を見て意味が分かるだけでなく、「日本語→英語」にしようとした時に、スムーズに英単語が出てくれば、それは活用語彙です。
 
この「認識語彙」と「活用語彙」は、常に「認識語彙の方が数が多い」関係にあります。
語彙力が伸びていくと、両方伸びていくわけですが、この間の差がゼロになることはありません。
 
なぜこの話をしたかというと、「英語が自由にしゃべれない人」はこの「活用語彙を増やす練習をすれば良い」、ということを伝えたかったからです。
 
日本人は、実は中学・高校の間に、日常ではあまり使わないような難しい単語も含めて、相当な語彙力を身に着けています。
 
にも関わらず、「中学校程度の簡単な英語」が自由に話せない、書けない人が大多数を占めています。
 
それは、「認識語彙ばかりを高めることに偏っている」ことが原因です。でも安心して下さい。
「認識語彙がある」ということは、「英→日」の理解が出来るということですから、これを
「日→英」にする、いわゆる「英作文を書く(=英会話と同じこと)練習」をすれば良いのです。
 
次回はこの「活用語彙を増やす練習」についてお話します。

前回の話では、文法を学ばずに英会話の練習に進んでしまうと、

「応用の利かない英文の丸暗記になってしまう」とお話しました。
 
そして、そうならないためには、文法を身につけて英文を「分解して理解する力」
をつけることが必要です。
 
一度英文を分解して理解できるようになれば、出会う英文も自由にカスタマイズしてさまざまな表現が自由に使えるようになります。
 
ものすごく簡単な例を挙げると、「I am interested in art. (私は芸術に興味がある)」であれば、
「I am interested in ~」の「~」に任意の「名詞」を代入すればいいとわかっていれば、
「~に興味がある」はもう何でも自由に書けるようになるわけです。
 
文法が一通り身についた後は、「出来るだけたくさんの英文を読み、英語を聴くこと」
によって、単語・熟語を合わせた「語彙力」をつけて行ってください。そのインプットにより、より自然で豊かな英語表現が出来るようになります。
 
次回は英会話に関連して、「活用語彙」と「認識語彙」についてお話します。

高校入試 選抜Ⅰ 合格速報です!

 
安古市高校 1名
 
祇園北高校 1名
 
 
合格おめでとうございます爆  笑
中学校入試の合格速報です!
 
ノートルダム清心 1名
 
女学院中学校 1名
 
崇徳中学校 1名
 
合格おめでとうございます爆  笑

前回までのお話は、「英語の四技能を身につける上で、英文法が大きな味方になる」という事でした。母国語として学習する幼児とは違い、大人(幼児以上は全て)は、文法を学ぶことで「最も効率よく英語の語順(=使い方)」を学ぶことが出来ます。

 
今回は、英語の四技能習得にあたり、どのように学習するかについてです。
大まかな順序で書くと、以下のようになります。
1.語彙力
2.文法知識
3.リーディング・リスニング
4.ライティング・スピーキング
 
1.の語彙力については言うまでもありませんね。単語の意味を知ることが第一。
 
では、次にもし「文法」に進まずに、「英会話の練習」に進んだらどうなるのか。
「How are you?」「Fine, thank you.」 のように、英語をある種の「定型文」として覚えることになります。その「定型文を覚えること」自体は重要なことなんですが、大きな問題があります。
 
それは、「英語の構造がわかっていないから、応用が利かない」ということです。
 
そこで、「英文を分解して理解できる力」を身につけることが必要になるわけです。そしてその力は「文法」によって身につけることが出来ます。
 
文法の学習は語彙の習得のように(ある意味では)無限に続くわけではありません。
高校生の間に必要な文法は全て学習しますし、「英語を書いたり、話したりするレベル」では、「中学校までの文法」で充分事足ります。
 
ですので、まずは中学校レベル(=使用頻度が高く重要な)の「単語」と「文法」を徹底的に学習することが最優先です。アウトプット(話す、書く)はその基礎が出来ていれば、適切な練習をするとかなり早く上達できますし、逆にその基礎がなければ先に進めません。
 
続きはまた次回に。