仏教の目的は果てして何でしょうか?
幸せになること? 平和を願うこと? 優しくなること?
全て当てはまっていますが、究極の目的は1つです。

それは仏になることです。つまり成仏することです。成仏とは人が亡くなり、肉体が滅してからが成仏ではありません。

仏様と同じように人々を救済に導く慈悲の働きができるようになるかが、実のところ成仏です。私たちの心の中にある仏の心が行動になって表れることです。


成仏を得る方法には大きく二通り存在します。
私たちが仏になる方法と仏様が私たちを仏に成さしめる方法があります。
前者は長い間修行をして成仏を目指す方法です。自力の修行です。

後者は、仏様の慈悲によって救済して頂き、仏様から成仏が与えられる方法です。他力の救済です。

前者は、物事の真理が分かる智慧が必要になってきます。
一方後者は、信心という仏様を信じる心が必要になってきます。

皆さんはどちらの方法を選択されますか?

今の時代の現代人に合った方法は、後者ということになります。人々の仏教を修得する能力が劣ったこの時代、物事の真理が分かる程の智慧の持ち主は皆無です。信心にしても並大抵の信ではいけません

仏教の目的を成し遂げるための相応しい方法、成仏への最短の道を知ることがポイントとなってきます。

それは永遠に存在する仏様の慈悲の救い信じて、南無妙法蓮華のお題目を信じ受け持ち、唱えることが日蓮教学では説かれています。