独学で勉強してる場合、どういう参考書をどういう順番でやっていくかは大きな問題。

でも、プランに悩んでるあなた、もう大丈夫です。

 

元代ゼミ・現東進講師の西きょうじ先生がプランを考えてくださっています

http://kyoji111.blog40.fc2.com/blog-entry-75.html

 

著者自ら考えたプランなので、これは間違いない。しかも文法・読解については西先生の参考書でほぼ網羅できるので安心です。

 

これを参考に、西先生の参考書を中心にしたプランをご紹介したいと思います。


<英文解釈・読解>
・偏差値50~60へのプラン

①「英文読解入門 基本はここだ!」(代々木ライブラリー)

 

まずこの本で基本的な文法・構文をおさえる。

 

②「リーディング&ボキャブラリ―」(文英堂)
あるいは「西きょうじ図解英文読解講義の実況中継」(語学春秋社)

「基本はここだ!」で基本文法・構文を学んだら、易しい長文をたくさん読んで知識を実際に使えるようにする。

 

 

『リーディング&ボキャブラリー』は易しい文章の読解で語彙力を身につける本。CD付きなのでリスニングの力もつく。

 

『実況中継』は話し言葉で書かれているので、解説がたくさんあったほうがいいという人はこちらを。


③「英文速読のナビゲーター」(研究社)

 

1文1文の意味をとれるようになったら、この本で長文の読み方を学ぼう。偏差値55~65が対象。

 

・偏差値60~70以上へのプラン

①「英文読解入門基本はここだ!」


一気に読んで基本に抜けがないか確認。

 

②「英文速読のナビゲーター」

 

いきなり『ポレポレ』は厳しいので、この本をはさむ。


③「ポレポレ英文読解プロセス50」

 

基本的な知識を運用する方法を学ぶ英文解釈本。
「この薄い本を何度も繰り返すことで構文把握に関してはほとんどの英文が類題となるはずである」


④「情報構造で読む英語長文」(代々木ライブラリー)

 

最難関大の長文を使って、英文をロジカルに読む技術を身につける本。

 

(その他、読解の推薦書)

和田玲『論理を読み解く英語リーディング』(アルク)

 

西先生の本ではないけど、西先生が推薦している本。上級者向けだけど、西先生が薦めるだけあって正統派。

 

<文法>

『英文法の核』『英文法の核(問題演習編)』(東進ブックス)

 

 

『基本はここだ!』が終わったら、読解と並行して文法もやりましょう。
使い方は単元ごとに『核』を読んでから『問題演習』で定着させるというのがよいです。


<英作文>

西先生は英作文の本を書かれていないので、西先生推薦の本をご紹介します。

 

・京大など難関国立用の英作文

大矢復『大学入試最難関大への英作文―書き方のストラテジー』(桐原書店)

 

 

・自由英作文

『英検分野別ターゲット英検1級英作文問題』(旺文社)

 

<中学英語(偏差値45以下の人用)>

『中学英語の総復習』(くもん出版)

 

偏差値50前後に到達していない人(偏差値45以下)はまず中学英語の復習から。


<単語>

『英検準1級 でる順パス単』(旺文社)

 

 

<参考図書>

行方昭夫『英語の発想がよくわかる表現50』(岩波ジュニア新書)

 

 

元東大教授の英文学者による一般書。ちょっとレベルは高いので、あくまで参考まで。