先週末から関東の方に来ているためしばらく釣りにいけません。
今日はハマチ・ブリの寄生虫について書いてみたいと思います。
特に夏の時期に多いのですが、ハマチやブリを3枚に下ろすと血合いの付近から
細長い寄生虫がうねうねと這い出てくることがあります。
気持ち悪いですよね。ブリ糸状虫といいます。
私も初めて見た時は驚きましたが、人体に有害なものと思っている人が多いのではないでしょうか。
アニサキスなどと混同して食べると当たる、サナダムシのように人間にも寄生すると勘違いしている人を
よく見かけますが、
人間には寄生しません。
たとえ生きたまま踊り食いしようが無害です。
また白いものと赤いものを別の種類の虫だと思っている人もいますが、本来白っぽい色の虫が
ブリの血を吸うと赤くなるだけで同じ虫です。
捌いてみて虫が入っていたので食べずに捨てたなどという勿体無い話も聞いたことがあります。
ハマチ、ブリは自分のところでは食べきれず近所に配ったりすることも多いと思いますが、
よく知らない人が捌いてみて驚かないように渡す際に一言説明しておいた方がいいですね。