【消えた?おばあちゃんの小さな畑】

今朝、久しぶりにいつもと違うルートを散歩しました🐶

線路脇のめちゃ細〜い道、一年半ぶりくらいかな?


♦︎以前はその線路脇に、小さな畑を一人で世話しているおばあさんがいました。

柵の間のわずかな隙間を抜けて、危ない場所にも関わらず、黙々と農作業をしていたみたいです。


覚えている限り、畑には大根などの野菜があり、柵の中にいる彼女を見たことはありません。

そして、細い道ですれ違う彼女と目が合うこともほとんどありませんでした。

農作業用の帽子を深く被り、隠れるように体を背けていたからです。


違法な場所で、しかも線路脇という危険な場所でしたが、彼女にとっては人生そのもののように大切な畑だったのでしょう✨


♦︎私の祖母たちも、同じように畑仕事をしていたなぁと想い出しました。

商売ではなく、自分の家で消費するための畑で、家庭のための大事な作業だったんですよね。

そんな懐かしい記憶がよみがえりました✨


♦︎でも、今朝その場所を歩くと、かつてあった畑は蔦や草に覆われていました。

わずかに見えるのは、バケツや破れたトタンの破片だけ。

おばあさんはもう来ていないようです。


「おばあさん、どうしたんだろう?体調を崩したのかな?家族に止められたのかな?それとも…。」と色々な思いが浮かびましたが、すぐに別の感情に変わりました。


きっと、おばあさんは

やれるところまで畑仕事をやれたんだろうな


幸せだったんじゃないかな✨


毎日毎日、小さな街の片隅で、あの細い細い線路脇の場所まで、水を汲んできて、肥料を撒いて、世話を焼いていた彼女。

どんな人生を歩んできたのか、今はどうしているのか、全く知らないけれど、

その畑での時間はきっと彼女にとってかけがえの無いものだったのでしょう。


畑仕事、お疲れ様でした!


きっと楽しかっただろうな


そして、

その収穫物もきっと美味しかっただろうな🥒


♦︎線路脇の畑は、昔ながらの日本の風景の一部のように思えるけれど

法律的には、線路脇の土地は鉄道会社の所有地で、一般人が無断で耕作するのはやはり「不法占有」として注意されるそうです。


鉄道営業法や安全の観点からも、危険な行為として撤去されることが多いとか。


しかし、そういった法律の裏にある高齢者の生活や背景を見ると、彼らにとっての小さな畑がどれだけ大切だったか、考えさせられます🥬✨


♦︎今朝のこの光景から、今はもう旅だった私の祖母たちの姿が目に浮かびました。


畑仕事を通じて感じた

生きる力、


家族のために働く強さ


あのおばあさんのおかげで、祖母たちの想いや命の繋がりを感じることができました。

ひとときの出会いに感謝です🙏✨


そしてみなさん

今日もお読みいただきありがとうございました🍅🥕🍆🫛