前回の続き

決戦！計画帝王切開①

決戦！計画帝王切開②

決戦！計画帝王切開③

さぁ、いよいよ、帝王切開開始直前！

下半身麻酔の注射を打って、麻酔が効けば、手術が始まるのである。

今回の麻酔科の先生は超ベテラン風の女医さん！

もう定年間近と言った風貌！

第一子の時は前院にて、【バリバリの中堅です！】みたいな麻酔科の先生が、ちっとも痛くない下半身麻酔の注射を打ってくれた。

今回は、超ベテラン風の女医さんが担当医！

超ベテラン先生の麻酔注射が痛いわけないよね！

これは私、大勝利✌️✌️✌️

・・・

下半身麻酔の注射は、手術台の上で横向きになり、茹でられた海老のように体をまぁるくし、その丸まった背中にまず、下半身麻酔の注射の痛みを緩和するための注射を数カ所に打つ。

その後下半身麻酔の注射を打つ。

だから、この注射は痛くない。

事実、前院では痛くなかった。

だがしかし・・・

痛いんですけど😭😭😭

わい「あ、あの、痛いです😭」

慌てて注射を引っこ抜くおばちゃん先生。

おば医「まだ痛い？？」

わい「はい😭」

おば医「あら、今注射抜いたんだけどね？」

痛みを緩和する注射を追加してくれ、再度麻酔注射。

なんとか堪えられる痛みに変わったので、我慢して下半身麻酔の注射終了！

あとは効くのを待つのみ！

麻酔の効きを待つ間にどんどん進められる手術準備。

おばちゃん先生、氷を私の体につけて、冷たく感じるかどうかで麻酔の効きをチェックする。

どうやら、体左半分の効きが悪い模様。

『こういう時はどうするのだろう？』

と思いきや、おもむろに手術台が左に傾くwww

体を左に傾けて、麻酔を左側に流して効かせようとしているみたい？！

まさかの重力を使った力技www

これで麻酔が効いたのか否かがわからないまま、しばらくして手術台が戻され、私の眼前、胸の上あたりに衝立(ついたて)用のワイヤーが設置され、衝立作りが始まった。

私から手術箇所が見えないようにするための衝立である。

衝立用のワイヤーに布やらビニールやらを掛けて、作られていく衝立。

最後のビニールがおばちゃん先生の手で衝立にふぁっさ〜と掛けられたと思いきや、

私の顔も、なぜかそのビニールの中に。

そう、私の顔がすっぽり衝立ドームの中に入ってしまったのだ。

衝立ドームの中になんの前触れも無くしまわれた私の顔。

『え？このまま手術が行われるの？いや、むしろ何も見えないこの感じの方が安心感高いかもね？血が飛んできても顔にはつかないしね？いやにビニールの中はしんとしてるし。なんか落ち着くなぁ。この病院はこういうやり方なんだね』

などと、置かれた奇怪な状況を受け入れようと、ポジティブに考え始めた私の頭上で、おばちゃん先生が私に気付いてこう言った。

「あら、いやだ！お顔がビニールの中に隠れちゃったわ！ごめんなさいね、アハハハハ！」

・・・

間違いやったんかーいwwww

顔はビニールシートの中でいいよ、もうwww

こんなハプニングがありながらも、衝立作成完了！

私の点滴がつけられている右腕も、何もつけられてない左腕も、手術台に固定された。

前院では、手術キャップも被らせられなかったし、手の固定もなかったので、ここら辺こそ、病院によるのだようなぁ。

まぁきっと、衝立のビニールシートの中に妊婦の顔しまって帝王切開する病院はないだろうけどねwww

さて、準備は整った！

そろそろ帝王切開が始ま・・・

・・・って、ちょっと待ってー！！！

麻酔効いてるかどうかの最終確認されてないんですけど？！

私の左側、ちゃんと麻酔聞いてまs

主治医「ただいまより、エイミーさんの帝王切開術を開始します」

え、始まっちゃったしwwwwww

次回、いよいよ帝王切開術開始！

はたして下半身麻酔は効いているのか？！

主治医の腕のほどはいかに？！

ぜってぇ見てくれよな✌️

2/25・決戦！計画帝王切開④