今日はようやく春本番のような暖かさです。桜 ところが、その春の陽気とは裏腹に、
 
午前11時前、突然外が騒がしくなりました。人が集まって来てマイクを持った人が何かを大声で話し始めました。
 
都知事関連の演説でも始まったのかなあ。と思いましたが、ちょっと違う雰囲気です。
 
前の会社に向かって大声で話をしています。30人ほどの人が取り囲んでいました。
 
こんなところでうるさいなあプンプンと思いましたが、その話に耳を傾けてみると、耳
 
「ここの会社で働いていた一人の人が組合を作ろうと活動して、不当に解雇されてしまった。その解雇を撤回して
 
もう一度働かせなさい、組合活動は国が認めているものである。それを認めないのは法律違反である。」と
 
3,4人の人が交代で話をしていました。「近所の皆さん、騒々しくして申し訳ありません。ですが、近くにある会社で
 
こんな不当な事が行われているのです。近所の皆さんも監視してください。」
 
会社に向かっては、「この問題が解決するまでは何度でも来ます。」ということでした。○○ユニオンの旗を持って
 
いました。個人加盟の地域合同労組のようです。辞めさせられた人が納得出来なくて○○ユニオンに相談してこ
 
の様な運動になっているのかな、と思いました。
 
ここに住んで7,8年経ちますが、始めてこのような場面に出くわしました。こんな事がこんな近くであるなんて
 
驚きました。この様な話はテレビの中の事のように思っていました。
 
労働者は弱い立場なので、味方になってもらえるこの様な団体は頼りになって良いのかと思いますが、
 
運動が実って仕事に戻ってこれても実際働きにくいだろうな、と感じますがどうなんでしょうね。
 
考えさせられる出来事でした。