読売新聞に気になる記事が載っていた。
 
東日本巨大地震後、宮城県内のコンビニ店やホームセンターで夜間、窃盗事件や窃盗未遂事件が相次いで
いる。県警は震災に便乗した事件と見ており、14日午後2時の時点で把握している事件は40件に上る。
被害総額は164万4376円。うち現金被害は124万8000円で、物品被害は482点(計39万円6376円相当)
缶詰や乾電池、レトルト食品が盗まれた。ということです。
 
えっ、うそでしょう。日本でそんなことがあるの?信じられません。外国ではよくそんなことがあるというテレビを
見たことがありました。日本では今まで聞いた事がありません。避難所でのインタビューを見ていても、
自分は大丈夫だから他の人たちを助けてあげて、いう様な人が多いです。大変な状態の中でも秩序を守って
頑張っている姿に目頭が熱くなる思いです。そんな状態の中で窃盗事件が頻発しているなんて許せません。
 
これに関連しているのかどうか知りませんが、石原知事が「震災に対する日本国民の対応をどう見るか」
と問われ、「スーパーになだれ込んで強奪するとかそういうばかな現象は、日本人に限って起こらない」
とした、ということです。これについては私もそう思います。じゃ、誰が、と言われてもそれはわかりませんが。
 
石原知事はものの言い方が過激だと思うこともしばしばですが、今回も
津波で「我欲」を洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のアカをね。これはやっぱり天罰だと思う。
と言ったことを不適切だった、と撤回したということです。
前後の話をみて、津波で亡くなった人たちに対して天罰だと言ったとは思いませんが、やはりこの様な状態の中では配慮に欠けるような言葉遣いだと思います。
 
こう書いている時にも又揺れました。早くこの様な状態から解放されたいものです。