こんばんは。
「働く女性へ彩りある暮らしを提案する」
武田 恵以子です。
ただいま1泊2日の直島の旅から帰ってきました。
直島に行くのはもう4回目なんですが、毎回刺激を受けて帰ってきます。
島全体をアートにしたプロジェクトのスケールに。
現代アートの難しいことはわからないなりにも、多くの人を魅了するアートの数々に。
世界中からこの小さな島に旅人が集まることに。
そして何よりも、わたしが一番感銘を受けるのが、
この20年ものうちにどんどん変わっていく島を、元々住んでいた町人が受け入れ、世界中からの訪人を歓迎している
ことなんです。
道を歩けば、島のおじちゃんが勝手に案内役を買って出てくれたり、ええとこやろ〜と自慢げに話したり。
観光客で混み混みの町バスに嫌な顔ひとつしない島の人たち。
当たり前のように日常を暮らす人々と、非日常を感じに来る観光客。
そのギャップがまたアートに感じるんです。
今回初めて体験した
オープンスカイ・ナイトプログラム。
日没の時間に合わせて45分間、白い壁と天井と光で切り取られた空を見るというなんとも日常と切り離された時間。
宇宙をながめながら、ぼんやり考えていたこと。
空き家であふれるこれからの世の中、新たな「ハコ」を作ることが建築家の役割ではなくなってきています。
「ハコ」ではなく、「コト」や「時間」な気がしています。
(抽象的な話ですみません。)
たまに非日常に触れると、インスピレーションがあふれるように出てきます。
素敵な仲間と語り合えたらこれまた倍増。
旅の醍醐味ですね。

