7月から9月までやっている

ロンドン 夏の風物詩
BBCプロムス
場所は、ロイヤルアルバートホール

 

ロイヤルアルバートホールは、

クラシックにうるさい人には、

音響効果が、イマイチ らしいですが、


私の耳には 全く気になりません。

 

それよりも、なんといっても

ビクトリア時代にできた

あの素敵なホールは、他に類を見ません。

 

 




中に入るだけで、お祭り気分

 

本当に素敵。

なのに カジュアルな雰囲気。

気楽にクラシックを楽しむ 音楽の祭典です。

 

私は クラシックは、眠くなってしまうのですが

 

BBCプロムスは 別でした!

 

この日は、

クラシック音楽の冒険」という企画。

 

 

ちょっと変わったものが 聞けそうです。

 

これを予約したのは、


指揮者が日本人のせいか

1番チケットが 取りやすかった。 笑

 

グラスゴー交響楽団の指揮者。

山田和樹 さんという方。

 

演目を見たら

マザーグースのバレエ曲 とか

面白そう。


 

が大正解!

指揮者を真横から見下ろす上階席。

円形ホールならでは。

 



クラッシクコンサートといえば、

指揮者の後ろ姿を見ているのが、定番。

 

でも 今夜はちがいました!

 

この「ラウジング サークル」という席は、

アルバートホールならではの席で、

 

一番安くて たったの £15(¥3000) 

というのも嬉しいのですが、

 

普通の席よりも、断然おもしろい!


私の席は最前列。


指揮者のが全部見える。

指揮棒の動きも全部見える。

指揮者の表情も。

全身の表現も。

どの演奏者を見ているのかも。

指揮者の譜面も見下ろせる。

ページをめくるのも、全部見える。

演奏者の反応も見える。

 

指揮者の体全体の表現

ものすごく可愛い

(中年男性です)

 

奏者とのコミュニケーションも 

よくとれているのが、見えます。

 

 

指揮者が 時々、コミカルな表現をするので、

私も、周りの人も、笑ってしまいました。


こんな、楽しいクラッシクコンサートは、

はじめて。

 

有名な小澤征爾という指揮者は、

私には、狂人ぽくて、おっかない気がするけど、

 

山田さんは、優しい雰囲気につつまれていて、

大好きになりました。

 

ほんとうに、音楽が見える気がしました。

 

指揮棒の動きが、

ものすごくエレガントで、

生き物のように見えたのにも、

感動!

 

後半は、

指揮棒なしで、両手で指揮。

これも、よかった。

 

今夜は、音楽が「見える」体験をしました。

 

本当に、楽しかった。

 

この席で、違う指揮者をみてみたいなあ。

 

BBCプロムス 9月中に もう一回行きたいなあ。



 ↓  円形なので 

  ローマのコロッセオにいるような気分に

  ちょっとなります。