土曜日午前 ナショナルポートレートギャラリーで、

ついに ガイド実技試験。
おかげさまで
無事、通過しました。
ホッ〜

16世紀〜20世紀まで、年代順に
英国の歴史上 重要な人物の肖像画を、

12枚、選び

それぞれ5分 説明する。

メモは、一切なし。

開始したら、休憩なし。

一気。


質疑応答も含めると

90分の試験。

チェック項目が、ある。

これを、はずさないよう要注意。

といっても、

すぐ忘れてしまう。


画家名。
描かれた時代
肖像画の人物名。

肖像画人物の描かれた時の年齢。
肖像画の絵の細部の説明。
表情、髪型、衣服、装飾品、背景にあるもの


次の絵に移動する時の、機転の効いた誘導。

指定テーマに沿った話。

絵の横に立ったら、絵を振り返らないで、

ずっと前を見て話す。

(絵の細部を覚えていないとできない)

立つ位置

目線


話の内容は、生徒にまかされている。

テキストなどないから、

各自が

インターネットや本、過去のBBC特集などで、

調べる。


私は、英国の歴史の知識がゼロ。

まず、英国の中等教育の

英国史の分厚い本を購入。

これが、ずいぶん役立っている。

他の生徒に話したら、彼女も 即購入。


彼女には、3人の小中学生の息子さんがいる。

歴史の教科書は、息子さんから借りたら?

と言ったら、

英国の学校には、歴史の教科書なんてものは。

存在しないという。

そういや そうだった。


そもそも、

先生が得意な年代のところしか 勉強しないのだ。

ローマ時代だけ、とか

チューダー時代だけ とか


日本の学校のように、時系列に歴史を最初から教えない。

こんなで よく英国の歴史を学べるなあ。


ま、日本の学校の時系列 全部 網羅方式も

結局 エジプト メソポタミア くらいまでしか

覚えてないなら、同じですね〜

それなら

面白い時代だけ学んだ方がいいかも。