欽ちゃん、わが同級生、頑張れよ! | 会社で犬、猫を育てる社長の日記

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流山工業団地にある栄光産業株式会社の社長の日記。栄光産業は昭和43年創業の印刷会社です。日本中のほとんどの方が栄光産業の製品を目にしたことがあるというのが誇りです。

欽ちゃんも同級生。


7月21日()

極楽とんぼの山本がやった淫行事件のために、欽ちゃんが野球チーム「茨城GG」を解散すると言ったことが波紋を呼んでいる。

実はこのところ、俺の中・高校の同級生がよく話題になる。まだ最近の事だから覚えている人も多いと思う。

先日朝のニュースで電気店に泥棒が入って、店から液晶テレビを何台も何台も盗み出すところを防犯カメラで撮っていたのを放送した。

そして、それを盗品と知りながら市価の4分の1の価格で買い取っていた、という容疑で秋葉原の某電器店の専務という男が逮捕された。

画面を見てたら、○○○○(64)、という実名と年齢が出てきたんだよ。秋葉原の電器店?

○○○○?64歳?待てよ、まさかあいつじゃねぇよな?

ピンポーン、正解です。次に画面はその男が連行される画面を流し始めたんだ。正にあいつなんだよ。

それから、同級生が3人も「お前、あれ見た?○○○○だよな?」って電話をしてきたよ。まったく、64にもなってよぉ~、ってな。

あ、俺の年わかっちゃったか。ま、いいや。それで欽ちゃん、どうしたって?

欽ちゃんも同級生なんだよ、高校の。彼は高校から入ってきたからあんまり馴染みはなかったんだけど、俺のすぐ斜め後ろに座ってたんだ。

噂だったが、オヤジさんがカメラ屋をやっていて羽振りがよかったんだけど、それが倒産したとか、だめになったとかで、苦しい生活だったらしい。

昼の時間になるといなくなるんだ。みんなが飯を食っているんだが、萩本が一緒に食っている姿をみんな見たことがないんだ。

推論だが、昼飯を持ってきているんだが、中身が貧弱で見られるのがイヤなんじゃないか、とか、そもそも持ってきてないんじゃないかとか、言っていたよ。

大学時代に、俺の浅草の友だちから、ロック座で萩本がコントやっているから見にいかねぇか、って誘われたことがあるが俺は行かなかった。

思えばそれが彼のこの世界デビュー時代だったんだな。それ以来トントン拍子に彼はスターになっていたんだから。

冒頭の写真はもう何十年も前、同窓会をやったときに撮った写真だ。


丁度、欽ちゃんが売れに売れていた時代で、テレビカメラが入ってきて大変だったっけ。

それをテレフォンカードにして持っていたんだ、俺は。貴重品だぜ。


え、俺?写ってるよ、どこかに。恥ずかしいから俺からは白状できねぇよ。探してよ。

だけど、山本の不祥事でチーム解散しちゃうっていいのかなぁ。

極端だが、俺の会社の社員がそんなことやっちゃったら、俺は会社を解散しちゃうか。

みんなのためにある会社を、たったひとりの不祥事で閉めちゃう、って無茶じゃねぇかい。

みんな生活があるんだからな。やめちゃダメだろう。

「茨城GG」に夢を持って参加し、生き甲斐にまでなっている仲間がたくさんいるはずだ。いくら親方だってそれはみんなで決めなくちゃ。

出処進退は潔くすべし、ってことはわかる。

けど、萩本、やりだしたことを中途半端に投げ出すことが「潔い」ってことじゃないぜ。

言うじゃねぇか、「継続は力なり」ってさ。しっかり続けろよ。

って、エールを送るよ。頑張れ、萩本欽一君!