福井県は相撲熱が低い。
理由は、過去に横綱なく、郷土力士も育たないから。
昔々の私の記憶として三役まで行ったのは、小結の大徹(だいてつ)。
関取では若越(じゃくえつ)という力士もいたが十両止まり。
数少ない力士の中で有名どころと言えば、天龍。
天龍源一郎は、平幕からプロレス界に転向した。
世の中的には、レスラー、タレントのイメージ強く、今となっては彼が力士だったことを知らない人も多い。
画像は平幕時代の若かりし頃の天龍。
ところで、ここ最近の注目株は大の里。
彼は喋りがクレバーで、強さに頭脳が備わっている。
さて、普段、石川県にいると、相撲熱の高い石川県とのギャップを感じる。
自分は、北の湖、千代の富士、そして若貴で、そこまでは熱心に観ていたのだが、すっかりテレビを観なくなって久しい。
そんな中、曙関が若くして亡くなられた。
ふと、現役当時を思い出し、懐かしさとともに寂しさを感じた。
短命な力士生活の中で、涌きに沸いた時代に一時代を作ったことは言うまでもない。
ご冥福をお祈り申し上げます。