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変奏しない街

痛みと共に起床。 昨日は、縫合した箇所を半分抜糸した。(10/20針)


感覚は鈍く、痺れもゼンゼン残ってるんだけど、リハビリ次第で

感覚はかなり戻るとの事。 痺れは残る可能性はやはり高いらしい。

まぁそのうち指は動くようになるって事で、少々安心していたところで

昨日またもカオス発生。  今度はPCの「Enter Key」が壊れてしまった。


記事が書けなくなったのでキーを捲ってみたところ、接触が悪かった

だけなんだけど、キーは戻らず悲惨な状態に。 最近ツキが無い。


果てしないカオス



いつもの掛け声倒れ


リミット間近だったガイトナーのPPIP開始(官民投資プログラム)なんだ

けど、先日言った通りやはり先延ばしとなった。

「米不良資産買い取り、400億ドル規模で開始」


要するに今度は、計画実行までに12週間加算された事になる。記事では

さらに 「100社以上応募があった中から」となっているが、これも以前指摘

したとおり嘘くさい。(期待薄の官民ファンド)  


民間ファンドマネージャーの参加申請期限を延期・参加条件も緩和し、

「1兆ドルからさらに拡大」を高らかに宣言していた米財務省なんだけど、

尻すぼみというか全く違ったものになった。(400億ドルスタートだし)


昨年TARPが可決された時もそうだったんだけど、威勢の良いアナウンス

の後、行動が伴わないこのパターン(空振りしたパフォーマンス法案)

は度々繰り返されている(他の法案も含めて)。

今までの事を考えると、資金投入を小出しにしながら市場の様子を伺う事

は十分予見できたんだけど、ここまで「こじんまりしたもの」になるとは思わ

なかった。「ストレステスト(インチキ)で一息ついてるから取り敢えずいいか」

(財務省)って感じになってるのかも知れない。(ストレステスト完全な報道)



変奏しないウォール街


そういえば先日

「米ゴールドマン:CMBS再パッケージした「リリミック」販売へ」

というものや

「米モルガンS:格下げされたCDO基に「AAA」証券を組成へ」

というものがあった。


記事に書いてある通り、金融危機発生から2年が経ち、再び米金融機関は

ジャンク証券をミックスさせ、最高格付けの新しい金融商品を創り出そうと

している。(CMBS危機なんて今からだろう)


目を疑う事態なんだけど、繰り返すように米政府はフィナンシャル・セクター

のGDPへの影響から、規制強化を宣言するだけしておいて「形だけの規制

強化」となるんじゃーないだろうか?(欧州も懸念)

政府が資金難であり、さらには上記のPPIP(官民投資プログラム)で資金

を集まらない事を考えると、「金融商品をドカドカ売って期間利益で独自に

損失カバーして下さい」って感じのように思えて仕方がない。


さらには最近、シティやゴールドマンの報酬がまた問題視されていた。

「シティ、基本給50%引き上げへ」

ゴールドマンを見ても分かるように、公的資金を返済し報酬アップを目論む

金融機関は今後も続く。 当然、金融機関全てを一くくりに考えるのは行き

過ぎかも知れないが、大まかには同じような傾向となる。

政府からしても上述のように、期間利益で自力で回復してくれるのであれば

それに越したことはない、というもので多額の報酬にしても以前のように問題

にはしないんじゃーないだろうか。


果てしないカオス


要するに、ビジネスモデルにしても報酬にしても米金融機関は何も変わ

らないように思える。 金融危機以前の体質に戻ろうとしているとしている、

という事になる。 そんな中、またもブルームバーグからライリー氏の記事。

「ウォール街の最新商品:否認の物語-D・ライリー」


記事内容としては、「金融機関は空売りに責任を押し付け、危機以前の

状態に戻ろうとしている。規制強化を牽制し、議会と政府とハグを望む」と

いうものになっている。 さらに 「議会と政府が、危機の原因を空売りとし、

無謀な投資によるバランスシート上の穴ではない、とした場合には危険」と

警告している。


今現在、金融業界はロビー活動を展開し、規制案の一部 (特に報酬や

デリバティブ規制) を排除する事に意欲を燃やしているようなんだけど、

議会もそれに呼応するように思えてならない。

繰り返すように米政府は表向き「反ウォール街」を掲げ、実質は黙認する

ような動きになるのではないだろうか。 (規制手続きは秋まで掛かるらしい)


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