ぐあああああ!!
またしても前回の更新から1ヵ月が過ぎている!!ゲロー
 
「英語が苦手」の固定概念を打ち砕く授業がようやく終わったので、久しぶりのゆっくり週末ですアップ
 
約1ヵ月間の講義を終え、今回参加してくれた20名近くの生徒さんが、ほぼほぼ英語嫌いを克服してくれたという、なんとも嬉しい結果となりましたラブラブ
 
と言うわけで、今回は「英語嫌いをなくす方法」についてシェアしたいと思います。
 
 
 
 
前回の記事でも書いたのですが、そもそも英語が苦手になってしまう理由は、
 
  • 分からないことに対する苛立ち
  • 間違えることに対する恐れ
 
なので、今回の授業ではその固定概念をひっくり返すことを目標にしました。
 
そもそも、英語が好きじゃないので、英語に触れる機会が圧倒的に少なく、だからこそ英語力も上がらない。
 
英語は筋トレです。
 
最初のうち(基礎体力がつくまで)は、英語に取り組む時間が、英語力に直結します。
 
ですが、ほとんどの人が英語がキライすぎて、英語学習に取り組むまでに至っていない。
 
と、言うわけで、今回は英語力の向上は目指さず、とにかく「英語ギライをなくす」に絞って講義をしたわけです。
 
英語ギライを克服すれば、英語に取り組む機会が増え、結果として英語力が向上する可能性が上がるはずなので、まずは最初の壁を取り払おうという魂胆です。
 
 
 
 

英語ギライをなくすために知っておくべき5つのこと

  • 答えは1つではない
  • 完璧でなくて良い
  • 聞き取れないのは字面に惑わされているから
  • 話すためにはトレーニングが必要
  • 教材は好きなものを使えばいい
 

答えは1つではない

コレ結構誤解している人が多いのだけど、英訳・和訳は意訳も含めればたくさんあります。
 
1つじゃないです。
 
正解が1つしかないと思って、「正しい答えを選ばなきゃ!」と思うがあまり、何もできなくなる人が多いです。
 
"I love you." を「月が綺麗ですね」と訳した(と言われている)夏目漱石のように、状況によって訳は色々変わります。
 
どれも正解。
 
要は、相手に自分の言いたいことが適切に伝わればよいのです。
 
通じなければ、表現を変えればいいだけのこと。
1文で長く話す必要はありません。
極端なことを言ってしまえば、単語の羅列でも伝わるものは伝わります。
 
10人いたら、10通りのやり方があっていいと思います。
堅苦しく考えないことが、何より大切です。
 
 
 

完璧でなくて良い

学生時代の英語の試験は、あっているか違っているかのどちらかでした。
1か0しかなかったのです。
 
だから、完璧な回答を書かなければ、合格はもらえませんでしたね。
 
でも、現実の世界では、文法が多少間違っていようが、発音が訛っていようが、ある程度は通じます。
 
通訳・翻訳の仕事をしているわけでなければ、完璧を目指す必要すらないと思います。(もちろん、向上心があれば、どんどん英語学習をしてネイティブ並みになればいいと思いますが、無理してキライになるよりは、そこそこを目指せばよいかと。)
 
例えば、10個ある文法事項のうちの2個しか間違っていなくても、テストでは点数はもらえませんでしたから、「自分は英語ができない」と思い込んでいる人が多いです。
 
色々な方法で英語力を表現してもらうと、意外とみんなそこそこできていることが分かります。
 
失敗を恐れずに、どんどん英語を使っていきましょう。
 
誰も、あなたに完璧を強要したりはしません。
 
 
 

聞き取れないのは字面に惑わされているから

英語には「音変化」があります。
リエゾン(英語ではリンキング)などがあるからです。
 
でも、学生時代の英語教育では、その辺はあまり習いません。
 
しかも、ローマ字読みやカタカナのフリガナが邪魔をして、英単語の字面=発音されている音だと誤解している人が多いです。
 
そう思い込んでいるので、見た目のアルファベットの音と、実際に発音されている音が異なることに気づいていない人のなんと多いことか。
 
まずは、音がつながったり、音が欠落したりしているという事実を知る必要があります。
 
英語が「聞きとれない」のでなく、英語の音変化に「気づいていない」だけなのです。
 
英語のリスニングが苦手な人は、まずこの「音変化」とはどんなものなのか?知ることから始めましょう。
 
 
 

話すためにはトレーニングが必要

英語は、筋トレやスポーツ、音楽のようなものだと思ってもらえばいいです。
 
例えば、野球。
 
どういうフォームをすれば、ホームランが打てるのか?理論で理解しただけで、すぐにホームランが打てるようになるでしょうか?
 
例えば、ピアノ。
 
楽譜が読めるからと言って、いきなり練習もせずにショパンが引けるようになるでしょうか?
 
英語の「話す」ことも同様です。
 
そもそも、日本語と英語では使う筋肉や息の使い方が違います。
 
フォニックスなどで、発音理論を学んだうえで、地道な毎日のトレーニングをして初めて、英語らしい発音ができるようになります。
 
短い文章でもいいので、毎日必ず口に出すようにしていれば、発音は必ず上達します。
 
 
 

教材は好きなものを使えばいい

英文法の教科書はつまらないです。
単語帳もつまらないです。
(私は、ですが・・・)
 
TOEICや英検、など何か特別な目標を持っていないのであれば、教材は自分の好きなものを使えばいいと思います。
 
映画が好きなら、映画の記事。
音楽が好きなら、洋楽の歌詞。
小説が好きなら、小説の一説。
 
何か自分の好きなものを教材代わりにすれば、継続もしやすいです。
 
わざわざ自分がつまらないと感じるものを使う必要はありません。
 
 
 
 
と、まあこんな感じでしょうか。
 
今回教えていて感じたのは、みんなの苦手が、日本の英語教育の弊害であるということ。(もちろん、いい先生・いい授業もたくさんあるとは思いますが・・・話を聞く限り、ひどいものの方が圧倒的に多いように感じます)
 
たった1ヵ月の授業でも、
 
英語の面白さに気づきました
英語に興味を持つことができました
英語って完璧でなくても通じるのですね
 
という感想をいただきました。
 
 
 
 
興味を持って初めて、学ぶことができると思います。
 
学ぶことは、人生の幅を広げること。
 
学ぶことは、自分の世界が広がるということ。
 
学ぶということは、新しい自分に気づくこと。
 
 
 
自分の可能性を広げるために、常に色々なことに興味を持ち、食わず嫌いをしない。
 
まずはやってみる、その気持ちが、一番大切なのではないかと思います。
 
人生において無駄なことはないのだから、全てがいつかつながると信じて、前向きに突き進んでいくことが、人生をよりよくする秘訣なのではないかと、改めて感じます。
 
明日から、またリモートワークが始まります。
うれしいなぁアップ
 
 
 
 
シマシマは、目をつぶると目が消えるww
 
それでは皆様、素敵な週末の夜をお過ごしくださいませ生ビールキラキラ
 
 
 
 

 

 

 

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