昨日に引き続き、私が大晦日にする財布の儀式第2弾のお話。

 

前にも書いたことがあるが、私は、生命が宿っているものは、もちろんだが、出張や家族などでホテルの部屋に泊まった時など、生命が宿っていないお部屋にも

 

『お世話になりました。無事に過ごすことができました。』

 

などと、チェックアウトの時には、語りかけている。

 

今住んでいる家には、

 

『いつも家族を守ってくれてありがとう!』

 

とか、

 

『本当にこの家に住まわしてもらって感謝しています!』

 

と車で家に帰り、車を停めて家の玄関に向かいながらその度に感謝を伝えている。

 

と云うように私は生命のないものにも感謝をしたい習慣があって、一年に1回の大晦日に、自分の使っている財布にも

 

『一年間ありがとうございました!』

 

の意味を込めて、日本酒でお清めをすると云うことを、20歳の時から38年続けている。

 

これは、20歳の時に私の親友から教わったものだ。

 

お清めをした財布は、新年を迎える前に外の空気と家の部屋と触れるように窓に挟んで、数時間乾かすみたいにしている。

 

お清めした財布は、当然ビショビショになっているので、新聞紙を切り取りすべての財布の隙間に入れて水分を吸収するようにしてから窓に挟んでいる。

 

私なりのこの行為の解釈は、

 

『財布だって1年に1回くらい綺麗にしてもらいたいだろうし、お金だって、汚い財布に長くいたくないだろうと。お金の気持ちになったら、綺麗な財布に長くいたいよね!』

 

と財布とお金の気持ちで考えるようにしたからだ。

 

なので、財布の中に入れる札は、綺麗に千円札、五千円札、一万円札を同じ方向に揃えて、私は、お札の顔が上に向くように並べて入れている。

 

お札が出ていかないように逆さに(顔が下に向くように)入れると云う人もいるようだが、私は自分がお札の顔の書かれている人ならば息がしやすい方が嬉しいだろうな!と考えて顔を上にしているのだ。

 

同じ札ならば、折り目があるお札、いわゆる流通されてきたお札を前にピン札を後ろの方にして自分が使う時も前の方の流通されてきたのもから使うと云うことを徹底している。

 

そして、お札を使うたびに心の中で、

『いってらっしゃい!また戻っておいでね!』

 

と語りかけているのだ。(笑)

 

ばかばかしいと思う人もいると思うが、私は、40年近く続けている。

 

財布の小銭を入れるところには、免許証とか資格証などを入れて昨日書いたように小銭は、入れないようにしているのだ。

 

まあ、昨日今日とご紹介をしたお金にまつわる儀式だけど、特に財布を綺麗にするのは、本当は1か月に1回くらいしても良いかもだけど、最低1年に1回忘れないようにするってことで、本質は、

 

『お金を粗末にしない!お金の無駄遣いをしない!』

 

って感覚を自分に植え付けていく事が大事なんだと思うのだ!