秋田県雄勝郡羽後町、西馬音内。

 

起源は今から700年以上前。

 

2022年に ”風流踊” として

ユネスコ無形文化遺産に登録された

日本三大盆踊りの一つ

「西馬音内盆踊り」。

 

軒先に提灯が揺れる家々の

小道を通り会場へ。

 

 

 

篝火が焚かれ

 

 

 

半月型の編笠をかぶった踊り手と

 

 

 

目だけを出した彦三頭巾の踊り手が

入り混じる。

 

 

 

どちらも顔を隠す様子は

死者を表現しているとされ

ちょっとだけ怖いところが最大の魅力、

だからこそ味わい深い

幽玄な踊り。

 

彼岸と此岸、

その境目が曖昧になる夜。

 

 

賑やかなお囃子と

静かな舞の対比も面白い。

 

 

警察官もつい覗き見。

 

 

月は妖しく輝き

暑さ忘れて、ひととき見惚れる。

 

 

 

いつも思うのは…

 

ユネスコ!日本三大!

全国でも有名なイベント!

なんですよコレ。

 

なのに

目を引く看板もなく

会場&駐車場案内などもわかりにくい。

私はもう慣れているが

初めての観光客は大丈夫だろうか?

 

欲がない。

いつまでたってもこじんまり。

 

でも、それもいいところなのかも。