愛猫・るっこ(本名アル)が
19歳で亡くなり
もう一周忌です。
一年間、ずっと
思い出さない日はない。
手で水を飲む猫だったこと。
冬も夏も暖めてくれたこと。
ちょいちょい
素っ頓狂な顔をしたこと。
ダークホースだったこと。
エロサイトを眺めていると
無言で取り締まりに来たこと。
おとなしい猫だったけれど
いい気になってちゅーしていると
唇がっつり噛まれて出血したこと。
私以上に可愛がっていて
時々食べてた人がいること。
本当に
ハンサムな猫だったこと。
ずっしりとした重さまで
可愛かったこと。
忘れられない思い出と、
たくさんの後悔。
これを書くために
膨大なスマホ画像を眺めていたら
涙が止まらない。
号泣ではなく、ジワジワジワ
全く一年前と変わっていない。
カリカリと猫缶以外は興味示さず
しかしカレーの時だけはすぐ寄って来て
毎回食べたがっていたけれど
さすがに
食べさせる訳にはいかなかったカレー。
これからも時々供えよう。
ところで死後。
大丈夫、あの子のことだから
いつも気配を感じさせてくれるはず
と思っていたが。
この一年でたった一度、
誰もいないゴハン場の方から
カリカリを噛む音が聞こえただけ。
頼む、頼む、毎日現れてくれ。











