江戸安政年間創業。
山形県最古の旅館建築で、
明治・大正・昭和が
まとめて感じられるという
瀬見温泉・喜至楼(きしろう)へ。
時代、混じっちゃってるけど
とにかく古いよヨロシク!って感じ。
骨董的な佇まいなのに
高飛車な銀山温泉と違い、お安め。
そしてココにも漂うジブリ臭。
惜しいのは外観の清掃。
おびただしい蜘蛛の巣が
至る所そのままになってるのだが
これだけ大規模な建物になると
大変なのだろう。
出迎えてくれたのは縦長な狸の親子。
フロントはこんなで
そろそろ危なげな、否、
物静かなおばあさま女将が応対。
館内はあちこちに階段、迷路のよう。
自炊泊もできるらしい。
ああいいな
大好きだ、こんな風情。
いつの時代かわからない
混沌とした「昔」に
タイムスリップした気持ち。
夕飯は
川蟹鍋、鮎焼き、豚しゃぶなどの
山形郷土料理プラン。
馬刺は…無理無理無理泣。



















