昭和。

 

あんた!行かないでっ!

アタイを独りにしないで!

あうっ!あううっ!

 

そんな

“捨てられる悲しい女” 

の歌が多かったが。

 

“自ら決別する強さを持つ女性"

にシフトしてデビューしたのが

麻生よう子さん。

 

艶やかな声で、しっとり。

 

 

 

♪それがなきゃいい人なのに

諦めたわ 私一人 切符買う

 

 

 

 

 

 

♪けじめをつけたいの

愛し合ったあの人と

計算通りには愛は行かないわ

 

 

 

千家和也さんの詞もいいし、

都倉俊一さんならではの

垢抜けた洋楽っぽい曲もいい。

 

しかし

途中からいきなりディスコ路線に変更

しかもカバー曲。

無理やり感爆発で聴かなくなった。

 

 

別れとか涙とか、

湿っぽいのもういいから!

時代っ!トレンドっ!明るく!

切り替えて!女優女優っ!

 

んな感じで

誰もが必死だった。

 

 

昭和。