あれからもう12年。
福島原発で被曝し、
屠殺処分しろと言われた牛たちを殺さず
今も飼い続けているという人を観た。
家族だから、命は大事だから、と。
しかし牛たちは「肉牛」
被曝しなくてもやがては殺される運命。
どこで気持ちに折り合いをつけるのだろう。
震災を伝える絵本に注目してみたが
やっぱりキレイにしすぎ、
ファンシーすぎな傾向。
子どもに伝えるものとはいえ
これでは
美しいおとぎ話のようになってしまう。
全面灰色とか
描写も残酷な位でいいと思う。
まだよさげなのはいくつかあったが。
そして気になる南海トラフ。
予想情報の時は
いつも東北から上が省かれるが
決してこうとは限らない。
年に一度の恒例
我が故郷の惨状、今日は観よう。
観たくないけど観ておかなければ。
合掌。






