夜中にゴソゴソ起きてきて、サンタさん活動開始です!
事前に買ってあったプレゼント数個を
リビングの150㎝のツリーの下に並べ準備完了。
その横には5歳の娘がサンタさんに書いた手紙と絵がある。
「サンタさんへ、プレゼントはジャスコの3かいにある……」
とか、なんとか(笑)。
もちろん、ちゃんと希望は叶えました!
子供のいる家では、いつか必ずこういう質問がくるでしょう。
「サンタさんは、本当にいるの?」
あなたは、子供にどう答えていますか?
かつてアメリカの学校で「サンタなんていない!」とイジメられた
子供に同様の質問を受けた親は、こう答えたそうです。
「新聞に投書して聞いてごらん。新聞なら嘘はつかないから…」
その子供は実行しました。そして、クリスマス、
その回答が新聞に大きく載ったのです!
「サンタさんは、います。あなたが信じている限り。
世の中には目に見えないものを信じない人がたくさんいます。
見たことがないからです。だったら、なぜ皆さんは
見たことがない神の存在を信じているのか?
目に見えない魂や愛の存在を信じているのか?
目に見えないものでも、それは存在しているからです。
だから、あなたが信じている限り、目に見えなくても
サンタさんは本当に存在しているんですよ!」
正確な記事の内容は忘れましたが、
だいたいそんなような答えだったと思います。
なんて素敵な新聞記事なんだろう!
「新聞は嘘つかないから投書してみたら?」
と子供に提案した親もスゴイし、
それに答えた新聞社のデスクもスゴイ!
だからアメリカという国が好きなんだ。
そのスピリッツと魂と、
それを体現している音楽や映画も含めて。
子供は納得してサンタの存在を確信したそうだ。
両親もその回答に大満足したに違いない。
『ポーラー・エクスプレス』は、まさにそういうスピリッツの話だ。
この映画が大好きだ。子供にはオールズバーグ原作の絵本を
去年、プレゼントした。村上春樹が日本語訳をしている!
トム・ハンクスがこの映画化権を買い取り、
『フォレスト・ガンプ』のロバート・ゼメキスに監督させたのは、
自分がこの本を子供に読み聞かせしていたからだ。
当然、私も子供に何回か読んであげた。
読んでるうちに何度も自分が泣きそうになった。
しかし、子供はちっとも泣くでもなく、感動もなさげ(笑)。
この話に感動するには幼なすぎるんだな。
きっと、この話に感動するのは大人たちだ。
子供には別の視点で楽しんでもらえばよい。
「サンタは北極にいるの?」
それまで、サンタはフィンランドにいる、
と話していたからだ。どっちでもいいんだけど、
「そうみたいだね。北極にいるフィンランド人なのかな」
と、いい加減に答えてしまった。例の新聞記事みたいに
素敵な答えはなかなか見つからなかった(笑)。けど、
そのうち子供もこの話の素晴らしさをわかってくれるだろう。
今のところ、娘の興味は『プリキュア』と『ハム太郎』で、
『ポーラー・エクスプレス』は見てない。でも、
大人になって、この映画をみてくれればいい。
それぐらい息の長い名作になるだろう。
総合評価★★★★★だ。
今、アメリカでは『ポーラー・エクスプレス』の3D版が公開されている。
66館での上映ながら、週間興行成績は12位とか13位ぐらい。
でも、最新の週では1600館以上で上映されている『チキンリトル』
よりも一つ、順位が上だった。スゴイことだ。
去年の暮れに初公開された時も、出足は鈍かった。
同時期に公開されたディズニー『ミスター・インクレディブル』が
大絶賛を受けて、2億ドルを超える大ヒットとなったのに比べ、
その半分もいかない数字だった。しかし、今年の1月に
入っても『ポーラー・エクスプレス』の人気は衰えず、
ついに『ミスター・インクレディブル』より週間の興行順位が
上になるロングランヒットとなった。
最終的には約1億7000万ドルの大ヒット。
にも関わらず、アカデミー賞ではアニメ部門でノミネートもされず、
アニメ作品賞は『ミスター・インクレディブル』が受賞した。
往々にして、そういうことはよくあるが、
アカデミー賞会員は「なんてセンスがないんだろう」と思った。
唯一、この映画でノミネートされたのは、音楽部門だ。
もちろん、エアロスミスのスティーブン・タイラー
(エルフの役で映画にも顔が出てくる!)
の初のソロ楽曲ではなく、エンディングに使われた主題歌
でのノミネートだった。このメロディが素晴らしい。
特にオーケスラバージョンの方が。作曲は
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』他でゼメキス監督と常に
コンビを組んでいるアラン・シルベストリ。
『フォレスト・ガンプ』のピアノのスコアも良かったね!
このサントラも愛聴盤で、イヴの夜にもかけてた。
子供のクリスマス・プレゼントはもう準備できた?
何か一つ物足りない、という人には『ポーラー・エクスプレス』
の絵本でもCDでもDVDでも(いずれも素晴らしいから)、
是非追加してあげてください。来年のクリスマスでも…。
きっと、来年のクリスマスには3Dバージョンが日本でも
公開されるんじゃないかな?
いまだ娘を映画館に連れて行ったことはないけど、
最初はコレにしたいな。娘は『プリキュア』が見たい、
って言ってるけど…(笑)。
では、地球上のすべて皆さんに、メリー・クリスマス!
クリス・ヴァン・オールズバーグ, 村上 春樹, Chris Van Allsburg
急行「北極号」
ワーナー・ホーム・ビデオ
ポーラー・エクスプレス 特別版
サントラ, トム・ハンクス, マシュー・ホール, ミーガン・ムーア, スティーヴン・タイラー, ジョシュ・グローバン
ポーラー・エクスプレス
事前に買ってあったプレゼント数個を
リビングの150㎝のツリーの下に並べ準備完了。
その横には5歳の娘がサンタさんに書いた手紙と絵がある。
「サンタさんへ、プレゼントはジャスコの3かいにある……」
とか、なんとか(笑)。
もちろん、ちゃんと希望は叶えました!
子供のいる家では、いつか必ずこういう質問がくるでしょう。
「サンタさんは、本当にいるの?」
あなたは、子供にどう答えていますか?
かつてアメリカの学校で「サンタなんていない!」とイジメられた
子供に同様の質問を受けた親は、こう答えたそうです。
「新聞に投書して聞いてごらん。新聞なら嘘はつかないから…」
その子供は実行しました。そして、クリスマス、
その回答が新聞に大きく載ったのです!
「サンタさんは、います。あなたが信じている限り。
世の中には目に見えないものを信じない人がたくさんいます。
見たことがないからです。だったら、なぜ皆さんは
見たことがない神の存在を信じているのか?
目に見えない魂や愛の存在を信じているのか?
目に見えないものでも、それは存在しているからです。
だから、あなたが信じている限り、目に見えなくても
サンタさんは本当に存在しているんですよ!」
正確な記事の内容は忘れましたが、
だいたいそんなような答えだったと思います。
なんて素敵な新聞記事なんだろう!
「新聞は嘘つかないから投書してみたら?」
と子供に提案した親もスゴイし、
それに答えた新聞社のデスクもスゴイ!
だからアメリカという国が好きなんだ。
そのスピリッツと魂と、
それを体現している音楽や映画も含めて。
子供は納得してサンタの存在を確信したそうだ。
両親もその回答に大満足したに違いない。
『ポーラー・エクスプレス』は、まさにそういうスピリッツの話だ。
この映画が大好きだ。子供にはオールズバーグ原作の絵本を
去年、プレゼントした。村上春樹が日本語訳をしている!
トム・ハンクスがこの映画化権を買い取り、
『フォレスト・ガンプ』のロバート・ゼメキスに監督させたのは、
自分がこの本を子供に読み聞かせしていたからだ。
当然、私も子供に何回か読んであげた。
読んでるうちに何度も自分が泣きそうになった。
しかし、子供はちっとも泣くでもなく、感動もなさげ(笑)。
この話に感動するには幼なすぎるんだな。
きっと、この話に感動するのは大人たちだ。
子供には別の視点で楽しんでもらえばよい。
「サンタは北極にいるの?」
それまで、サンタはフィンランドにいる、
と話していたからだ。どっちでもいいんだけど、
「そうみたいだね。北極にいるフィンランド人なのかな」
と、いい加減に答えてしまった。例の新聞記事みたいに
素敵な答えはなかなか見つからなかった(笑)。けど、
そのうち子供もこの話の素晴らしさをわかってくれるだろう。
今のところ、娘の興味は『プリキュア』と『ハム太郎』で、
『ポーラー・エクスプレス』は見てない。でも、
大人になって、この映画をみてくれればいい。
それぐらい息の長い名作になるだろう。
総合評価★★★★★だ。
今、アメリカでは『ポーラー・エクスプレス』の3D版が公開されている。
66館での上映ながら、週間興行成績は12位とか13位ぐらい。
でも、最新の週では1600館以上で上映されている『チキンリトル』
よりも一つ、順位が上だった。スゴイことだ。
去年の暮れに初公開された時も、出足は鈍かった。
同時期に公開されたディズニー『ミスター・インクレディブル』が
大絶賛を受けて、2億ドルを超える大ヒットとなったのに比べ、
その半分もいかない数字だった。しかし、今年の1月に
入っても『ポーラー・エクスプレス』の人気は衰えず、
ついに『ミスター・インクレディブル』より週間の興行順位が
上になるロングランヒットとなった。
最終的には約1億7000万ドルの大ヒット。
にも関わらず、アカデミー賞ではアニメ部門でノミネートもされず、
アニメ作品賞は『ミスター・インクレディブル』が受賞した。
往々にして、そういうことはよくあるが、
アカデミー賞会員は「なんてセンスがないんだろう」と思った。
唯一、この映画でノミネートされたのは、音楽部門だ。
もちろん、エアロスミスのスティーブン・タイラー
(エルフの役で映画にも顔が出てくる!)
の初のソロ楽曲ではなく、エンディングに使われた主題歌
でのノミネートだった。このメロディが素晴らしい。
特にオーケスラバージョンの方が。作曲は
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』他でゼメキス監督と常に
コンビを組んでいるアラン・シルベストリ。
『フォレスト・ガンプ』のピアノのスコアも良かったね!
このサントラも愛聴盤で、イヴの夜にもかけてた。
子供のクリスマス・プレゼントはもう準備できた?
何か一つ物足りない、という人には『ポーラー・エクスプレス』
の絵本でもCDでもDVDでも(いずれも素晴らしいから)、
是非追加してあげてください。来年のクリスマスでも…。
きっと、来年のクリスマスには3Dバージョンが日本でも
公開されるんじゃないかな?
いまだ娘を映画館に連れて行ったことはないけど、
最初はコレにしたいな。娘は『プリキュア』が見たい、
って言ってるけど…(笑)。
では、地球上のすべて皆さんに、メリー・クリスマス!
クリス・ヴァン・オールズバーグ, 村上 春樹, Chris Van Allsburg
急行「北極号」
ワーナー・ホーム・ビデオ
ポーラー・エクスプレス 特別版
サントラ, トム・ハンクス, マシュー・ホール, ミーガン・ムーア, スティーヴン・タイラー, ジョシュ・グローバン
ポーラー・エクスプレス